吉田塾の授業ではあまり講義をしません。理由はいくつかありますが、最大の理由は「人から聞いた話は意外と定着しない」からです。
講義というのは、特に上手な人が話せば、「なるほど分かった!」という気分になるのですが、実際はそれだけでは不十分で、最終的には学んだ知識を自分で他の問題にあてはめてみて、うまく解決したときに定着します。
よって吉田塾の授業では・・・
①問題を解く
②解答解説を読む
③講師が生徒に突っ込みを入れる(=知識を確認したり、正解に至るプロセスや解答の根拠を尋ねる)
という流れになります。
従って、使用する教材は解説が丁寧な市販教材がメインとなります。つまり吉田塾で講義をしてくれているのは「業界最高のスター講師陣」ということになります。現場の講師が行うのは「この子、書いてあることが読めてる?理解できてる?」というチェックと分かっていない部分、紙面では十分に言及されていない事項の解説を行うことになります。
これが講師1対生徒3(+α)の個別指導で高い成果が上げられる理由でもあるのです。