英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

現在分詞と過去分詞の使い分けは?~能動、受動とはどういうことか~

 2023年の3月にこのブログを書き始めて、はや1年と3ヶ月経過。基本的に日々の授業で指導した内容を書き綴っているので、結構同じようなことを何度も書いています。

 今日も分詞について書こうと思ったら、以前にかなりしっかりと書いていました(笑)

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 今日は中学生レベルの話に限定して分詞について書いていきます!

 

 分詞とは何か?

 

 分詞には現在分詞過去分詞があります。

1.分詞の形

 現在分詞 → 動詞の原形+ing

 *形は動名詞と同じです。

 過去分詞 → ①規則変化動詞 → 動詞の原形+ed(played, painted, called など)

        ②不規則変化動詞 → 個々バラバラ(gone, taken, written など)

 

2.分詞の意味

 現在分詞 → ~している能動進行

 過去分詞 → ①他動詞 → ~される受動

        ②自動詞 → ~した完了

 自動詞の過去分詞はあまり出てこないのでざっくり「過去分詞の意味→受動」と考えてもOKです。

 

3.現在分詞の用法

 (1)進行形を作る

   (a) The boy is singing an English song.

    その少年は英語の歌を歌っています。

    *be動詞+現在分詞で「進行形」(=~してる)を作ります。

 

 (2)名詞を修飾する(=形容詞用法)

   (b) the boy singing an English song

    英語の歌を歌っている(その)少年

    *singing an English song がかたまりで直前の the boy を修飾しています。

 

 ここで大切なのは (a) と(b) とを混同しないこと。(a) はS(=the boy)とV(=is singing)のある「」ですが、(b) はSもVもない」であることに注意しましょう!ここを個別できない人が本当に多いのでしっかりと意識しましょう。

 

4.過去分詞の用法

 (1)受動態を作る

  (a) The novel is written in old Japanese.

   その小説は昔の日本語で書かれている。

   *be動詞+過去分詞で「受動態」(=~される)を作ります。

 

 (2)名詞を修飾する(=形容詞用法)

  (b) the novel written in old Japanese

   昔の日本語で書かれた(その)小説

 

 やはり(a) と(b) とを混同しないことが大切。(a) はS(=the novel)とV(=is written)のある「」ですが、(b) は主語も動詞もない」です。

 

5.現在分詞と過去分詞の使い分け

 (a) The boy (sing) an English song is my friend.

 (b) The novel (write) in old Japanese is difficult to read.

 

 さて、この(a) と (b) のカッコ内の動詞は現在分詞にすべきか過去分詞にすべきか、どちらが適切でしょうか?このような問題を考えるときのポイントは・・・

 

意味的に能動 → 現在分詞

意味的に受動 → 過去分詞

 

でもちろんOKなのですが、ポイントは分詞の意味上の主語との意味関係を考えることです。そして分詞が名詞を修飾する場合は常に以下のことが成り立ちます。

 

★ある分詞が名詞を修飾している場合、その名詞と分詞の間にはSとVの関係が成り立つ

(c) a car made in Italy → イタリアで作られた車 → その車がイタリアで作られた

(d) a girl crying on the sofa → ソファーで泣いている女の子 → その女の子が泣いている

 

 この関係を考えないで「能動」とか「受動」とかを考えることは無意味なのです。

 (a) S (= the boy) でV (=sing) と考えたときに「少年は歌っている」のか「少年は歌われる」のか?当然「少年は 歌っている」となり( )は singing が適切ということになります。

 一方で (b) は S (= the novel) で V (= write) なので「小説は書かれる」で written が適切ということになります。

 

 もちろん高校レベルになると違う考え方も必要になってくるのですが、それは次回にしましょう。

 

 See you next time!