連鎖関係詞節について
今回は少々難しい話です。名前からして厳めしい(笑)「連鎖関係詞節」という事項について説明します。
連鎖関係詞節
「連鎖関係詞節」とは次のような関係詞節です。
(a) He is one of the singers who I think are amazing.
彼は私が素晴らしいと思う歌手の1人です。
この英文の下線部が「連鎖関係詞節」です。「連鎖」とは簡単に言えば「つながっている」という意味です。ではこの下線部で何がつながっているのかと言えば・・・
who I think are amzing
S1 S2 V2 V1
彼らを素晴らしいと私が思っている
という感じで ① I think・・・② who are amzing と2つの節(=SVを含む句)が連なってるのです。そしてこの連鎖関係詞節の部分の関係代名詞 who を普通の代名詞に戻した英文を考えてみるとより分かりやすいと思います。
I think (that) they (= the singers) are amazing.
私は彼らは素晴らしいと思っています。
つまり連鎖関係詞節とは S1 V1 that S2 V2 という英文の that節内のSまたはOが関係代名詞となって節の先頭に出て来た節のことなのです。
(b) This is the book which we believe was written 1,000 years ago.
これは1,000年前に書かれたと私たちが信じている本です。
*We believe (that) it ( = the book ) was written 1,000 years ago.
(c) I saw a girl that I think Kenji went out with.
ケンジがデートをしたのではないかと私が考えている女の子を見かけました。
*I think (that) Kenji went out with her ( = the girl )
(d) He denied what we think is right.
彼は私たちが正しいと考えていることを否定した。
*We think (that) it is right.
以前はこんな入試問題もよく出されていました。
問 次の英文の( )に入れるのに適切な選択肢を選びなさい。
That is the man ( ) I think she was married to.
① who ② whom
関係代名詞ではなく代名詞が入った英文を考えます。
I thought (that) she was married to him.
そうするともともとは to の後ろに him が入っていたことが分かります。であれば関係代名詞に変えた場合も目的格の whom が正しいことになります。ただし、現在関係代名詞 whom は前置詞の後以外では使われることがほとんどなく、また目的格の関係代名詞は通常省略されるので・・・
That is the man whom I thought she was married to.(▲)
という英文は実際には使われず・・・
That is the man I thought she was married to.(〇)
という英文になってしまうので先ほどの問は「問題作成のための英文」という感じになってしまいます。なお、連鎖関係詞節の場合は主格の関係詞も省略可能なので
(a') He is one of the singers I think are amazing.
のように言うこともできます。
いかがでしたでしょうか?手元にある総合英語本なので「連鎖関係詞節」を調べてみましょう!
See you next time!