吉田塾では中学生全員に学校で使用している教科書の英文をノートに写して、その後それを日本語に訳すという作業をしてもらっています。
ノートの左側に英文を写し、右側にその和訳を書くという古典的な学習法です(笑)
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その際に、生徒が本文の和訳を終えた段階で、一度英文とその訳文を交互に読んでもらい和訳のチェックを必ず行います。その際に口うるさく言っていることが・・・
英文の主語と和訳の主語を(極力)合わせる
ということです。具体的に見てみましょう!
(1) I am from Tokyo.
(×)私の出身は東京です。
(〇)私は東京出身です。/私は東京から来ました。
(2) What sport do you like?
(×)あなたの好きなスポーツは何ですか?
(〇)あなたはどんなスポーツが好きですか?
(3) Whose house is this?
(×)この家は誰のものですか?
(〇)これはだれの家ですか?
(4) I like math the best.
(×)私が一番好きな科目は数学です。
(〇)私は数学が一番好きです。
もちろん " I am from Tokyo." は「私の出身は東京です。」という意味なのですが、初学者の段階から英文を読むときに主語を意識して読んで欲しいのと、英文を書く際に英文の主語を何にするのかを意識して欲しいのであえて口うるさく英日で主語を合わせるよう指摘しています。
細かい話ですがこのような点を意識するかしないかで英語力の伸びも大きく変わってきますので「英文の主語と和訳の主語を(極力)合わせる」ことを普段から意識して英語学習に取り組んで下さい。
See you next time!