9月に入り、新学期開講。いつの間にか「吉田塾渋谷校」の独自ホームページができていました!
渋谷校の藤本亮太郎先生がこちらでもブログを書き始めました。英語指導、英語学習について深い見識がうかがえる記事ですので皆さんもぜひご一読下さい。
以下引用です。
こうした中で、英語の経験があまりない中高生が本当に受かる実力をつけるためには、授業の中でみっちり英語の経験を積ませるしかないと思いました。
積ませると言っても、抽象的な知識(文法等々)は思考力がかかわるので、向いていない生徒にはとことん向いていません。講師が選んだ(あるいは意図的に作った)わかりやすい例文で「わかった!」と思っても、実際の英文で遭遇したときにさっぱり理解できません。あるいはそもそも気づきもしません。
そこで、抽象的な枠組み知識よりもむしろ具体的な英語を身体で体験し、英語の抑揚やリズムを掴み、感覚やセンスを磨くという方針に着目しました。英語は言葉ですから、(言い方は悪いですが)いかに「頭が悪」くとも、ある程度習得できるものでなければなりません。「頭が悪」くてもできることとは何でしょうか。抽象的な法則の説明は思考力を要しますから、「頭が悪い」人間にはついていけません。しかし、音を聞いたり、聞こえた音を書きとったり、声を出して読んだりすることは、いかに「頭が悪」かろうが誰でもできます。そしてどういうわけか詳しくは知りませんが、こういった行為は記憶を助けます。僕の経験上、こうした学習をさせている生徒さんは英語をよく記憶しています。正しい英語として記憶のストレージがあるため、似たような構造は直感的に理解できたり、構造がよく分からなくても正しい英語が書けたりします。語学は暗記が全てですから、これは語学力向上という目的にはぴったりです。
この講座における僕の狙いは、身体体験を通して、そもそも英語経験が不足している生徒さんの頭に、モデルとなる英語を叩き込みたい、記憶させたい、ということです。文法や構造の説明は後付け理解でも可能です。文法説明などどの学校や教育機関でもほとんど同じ説明で提供されているのです。ひとまず頭に英語を叩き込んでおいて、あとで文法学習をしたときに「ああ、こういうわけでこういう意味だったんだ」と気づいても良いのです(実際、そういったことは僕自身経験があります)。
引用終
いかがでしたでしょうか?「何としても今年度中に英検準1級に受かりたい!」そんな方の受講をお待ちしています。
See you nest time!