英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

スラッシュリーディング?サイトトランスレーション?~長い英文はフレーズ単位で意味をつかもう~

 中学生の英語も中2の今の時期になると結構難しくなってきます。中1の教科書だと「英文を日本語にすることはできるけど、その日本語訳を英文に戻すことはできない」という状態なのですが中2になると少しづつ「そもそも英文を日本語に訳すこともできない」という状況に陥っている生徒も多いのです。具体的に見てみましょう。

 

 I knew that English is important, but I learned that there are other things to study.

(New Horizon English Course 2, Unit 3, p.40)

 

 どうですかこれ?なかなかですよね!英語が苦手な子だとちょっと手も足も出ないですよね・・・

 ただこれ、フレーズで区切って少しアシストしてあげると意外に簡単に意味が取れたりもします。

 

I knew that

私はそれを知った

English is important,

英語は重要だ

but I learned that

しかし私はそれを学んだ

there are other things

他の事柄があると

to study.

学ぶための

 

 もちろん「どこで区切るか?」問題もあるのですが、そこはアシストしつつ、接続詞の that 等難しい部分の処理のコツを教えてあげると、意外にすらすら和訳できるものです。このような感じで2,3文一緒に訳してから後は自分で和訳させ、完成したところで一文一文音読してもらいながら和訳を確認します。

 

 If you are interested in something, you should continune to learn about it.

(同上)

 

If you are interested

もしあなたが興味があるなら

in something,

何かに

you should continune

あなたは続けるべきです

to learn about it.

それについて学ぶことを

 

 この手法、実はノートに英文を和訳しない場合も、口頭で意味を答えてもらう場合によく使います。先ほどの英文でも

 

If you are interested in something

もしあなたが何かに興味があるなら

 

 とがさっとまとめて訳しても良いのですが、in something が「何かに」という意味であり in が「~(の中)に」という意味があることを意識してもらいたいので前置詞+名詞部分は基本的に独立させて意味を考えてもらいます。

 

 ちなみにこのフレーズ毎に意味を区切り捉えていく手法は「サイトトランスレーション」と呼ばれる同時通訳者育成のための訓練方法として昔からある古典的なやり方です。

 受験英語業界では「スラッシュリーディング」と呼ばれることもあります。「いやいやどこで区切るか分かるなら苦労ないよ」という人もいるかもしれませんが、教科書の英文を読むときに「どこまでが意味のかたまりか?」と考えながら能動的に読む行為そのものがすでに効能があるというものです。

 もちろん一人ではなかなかうまくできないでしょうから、実際に授業に来てもらったときに実地で練習するわけです。ちょっと意識を変えるだけでかなりの違いが生まれますので、皆さんもぜひお試しください、

 

 See you next time!