英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

after graduate from college はなぜいけないのか?~「毎日英作文」のフィードバックより~

 先日「毎日英作文」の課題で以下のような日本文を出しました。

 

日本文 私には法学部を卒業した後に医学部に進んだ友人がいます。

解答例 I have a friend who went to medical school after graduating from law school.

 

 ところが生徒の答案には以下のような英訳が続出しました!

 

生徒答案例 I have a friend who went to medical school after graduate from law school.

 

 さて、皆さんはこの英文の何が良くないか分かりますか?この英文は after のあとに graduate という動詞の原形(あるいは現在形)をつなげていることが大問題なのです。

 after には前置詞あるいは接続詞としての用法があります。しかし、答案例の英文は after前置詞として考えても、接続詞として考えても文法的に問題があるのです。

 

前置詞 → 後続するのは名詞のかたまり(=名詞あるいは名詞句)

接続詞 → 後続するのはSVを含んだかたまり(=節)

 

 というルールがあります。これにあてはめて考えてみると・・・

 

after は前置詞 → after graduate from law school(×)

*前置詞の後なのに名詞のかたまりでなく動詞のかたまりが続いている

 

after は接続詞 → after graduate from law school(×)

*接続詞の後なのにSが欠けている

 

 というわけで、ここは解答例のように garaduatinggraduate という動詞に ing をつけて動名詞にするか、主語を補ってSVを後続させるかしないといけません。

 

after は前置詞 → after graduating from law school(〇)

after は接続詞 → after he [she] graduated from law school(〇)

 

 after接続詞で使った場合注意しなければならないのは garaduate というV(=述語動詞の時制を正しく(この場合は過去形に)しないといけない点です。

 

 まあ、より根本的には日本文で「法学部を卒業した後に」と主語がないことに引きずられて英文にする際も主語を抜かしてしまったという人が多いのではないかと考えています。

 「英文では(特に書き言葉では)原則として主語は省略されない」というルールを今一度頭の中に刻み込んでおきましょう!

 

 See you next time!