fruit と fruits 〜大人英語より〜
早いもので昨日で「大人の学び直し英語」(=「大人英語」)も8回目。今回は前回出た質問に回答した後に、疑問詞と疑問文について復習というか、まとめをしました。
ちなみに前回出た質問というのはこちらです。
(1) Kiwis are fruit, right?
(2) They ( = Kiwis) are brown and round like kiwi fruits.
(New Horizon 1、p. 42)
質問 上の二つの文で fruit にs がついたりつかなかったりしているのはなぜか?
いや、中1の教科書も悩ましいですね笑。ちなみに今までこの質問を中学生から受けたことはありません!大人の洞察力はすごいですね。私も何度もここを扱ったはずなのに今までスルーしてました。
辞書で fruit を調べてみるとこんな風に書いてあります。(大修館、『ジーニアス6』)

a や sがつくこともあれば不可算名詞として使われて無冠詞単数形で使われることもあります。ではその使い分けはなんでしょう?
fruit【不可算名詞】(=数えられる名詞) → 果物という概念、カテゴリー
a fruit / fruits【可算名詞】 (=数えられない名詞) → 個々の具体的な果物、個体
ちなみに教科書の同じページにはこんな写真とイラストがありました!

おそらく、2羽のキウイを見て2個のキウイフルーツを連想していることを表しているのでしょう。
つまり(1)の英文では「キウイって果物(の一種)だよね?」という意味から分かるように fruit が「動物」ではなく「果物」という意味でカテゴリーを表す単語として使われているので「不可算名詞」となっていると思われます。
一方で(2)の英文では「それら(=鳥のキウイ)はキウイフルーツみたいに茶色くて丸いんだ」と具体的なキウイフルーツの個体(あるいはその全体の形)をイメージしているので「可算名詞」として扱われ s が末尾に付いていると考えられます。
いかがでしたでしょうか?ちなみにこのようにある一つの名詞を「可算名詞」として使うか、「不可算名詞」として使うか?は入試問題でも良く問われます。
a chicken 鶏一羽/ chicken 鶏肉
an egg 殻に入った卵、目玉焼き1つ/ egg 卵料理の一部
a room 部屋/ room 空間、余地
などの違いはこれまでも様々な本で取り上げられている例です。ほとんどの名詞は可算名詞として使われるのか不可算名詞として使われるのかが文脈や意味に応じて変わります。
この辺り普段から音読する際に意識しておくと「名詞の感覚」が磨かれていきます。
See you next time!