「前置詞+名詞」は主語になれない。目的語にもなれない。その威力を覚えておいて欲しい。
これまでもこのブログでは折に触れて前置詞名詞のユニットを意識することの重要性に言及してきました。
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今回はそこからいわゆる「英文解釈」とか「文構造解析」とかいう話に進みます。昨日高1の塾生が「うーん、構文が取れません」と頭を悩ませていた英文がありました。詳細は忘れましたが文構造的にはこんな感じの英文でした。
You should take into account the opinion of students who attend this program.
もちろん take X into account (=Xを考慮に入れる)というイディオムを知っていればそう難しくはないと思うのですが、それを知らずに account の意味だけを辞書で調べると厳しいかもしれません。例えば account を辞書で知らべて上から順に「口座」「報告」「請求書」etc. と意味を当てはめて行っても確かに「しっくりこない」かもしれません。
ただそのときに「 account には into が付いているから take の目的語にはなれないよな・・・」と考えられることが大切です。だって「前置詞+名詞」のユニットは形容詞か副詞の働きをするもので、目的語には名詞(の働きをするもの)以外はなれないのだから。
そう考えると先ほどの英文で the opinion を take の目的語と考えることができればそれほど解釈としては外れていないでしょう。
take (into account) the opinion
V M O
その意見を account(=口座、報告、請求書 etc,) の中に取り込む
訳例)あなたはそのプログラムに参加している生徒たちの意見を考慮すべきです。
もう少し難しい例を見てみましょう。
So she was considering in her own mind (as well as she could, for the hot day made her feel very sleepy and stupid), whether the pleasure of making a daisy-chain would be worth the trouble of getting up and picking the daisies, when suddenly a White Rabbit with pink eyes ran close by her.(『英文解釈クラシック』p.27)
この英文色々難しいのですが文構造を簡単に説明すると・・・
she was concidering・・・[whether・・・]. when・・・.
S V O M(=従属節)
という感じでポイントはconsidering 直後の in her own mind は「前置詞+名詞」のユニットで目的語にはなれない。従って consider の目的語は whether 節(・・・かどうか)になっている、と見抜けるかという点です。
あとは( )内の for がSVが後続していることから接続詞と判断して「というのも・・・だから」という意味だと分かるかも重要なポイントです。when 節はカンマで区切られていることもあり、「そのとき・・・」前から訳すと良いでしょう。
訳例)省略
いかがでしたでしょうか?「前置詞+名詞」のユニットを形容詞や副詞として意識することでVとOが離れた場所にあるような文であっても正確にその意味を把握することができるようになります。
そしてこの考えかたは長い英文、複雑な文構造の英文において「主語」を発見する際にも有効です。
★前置詞+名詞のユニットはSにもOにもなれない
ということを常に頭に置きながら英文を読み進めてみて下さい!
See you next time!