英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

「はじめて出て来た前置詞の付いていない名詞をその英文の主語と考えて文を読み進めていく」ことの重要性

 「最初にできて来た前置詞の付いていない名詞をその英文の主語と考えて読み進めていく

 これは私が英文を読んでいくときの基本姿勢であり、高校3年生のときに初めて伝説の名著英文解釈教室』(伊藤和夫、研究社)で学んで以来30余年ずっと変わらない英文読解時の姿勢です。

 伊藤和夫受験英語業界ではよく「伊藤和夫以前」「伊藤和夫以後」と彼以前と以後に時代が分けられるほどの大きな影響を予備校業界英語学習書業界に与えた人物です。

↑私が高校生のときに使っていた『英文解釈教室』

 

 さてその伝説の名著『英文解釈教室』はこの2つの例文から始まります。

 

(a) The house stands・・・.

(b) In the house stnads・・・.

 

 この2つの英文を見たときに、(a) の方では The house主語だと考えて読み進めて老いのですが、(b) の the house は直前の Inユニットを組んで(副詞の働きをして)いるので 主語にはなれません。普通英語の語順的には(副詞)S(=主語)V(=述語動詞)・・・と続くのですが stands の前にSになれる語句が無いので仕方なく stands の後方にSを探そうとして以降の英文を読むというのが求められる姿勢です。

 さて、上記のことを踏まえて次の英文を読んでみましょう。

 

 Among the greatest works in European literature is the oldest of them all, Iliad.(同書、p.80)

 

 この英文冒頭から among +名詞 in +名詞と「前置詞+名詞」のユニットが連続して、主語となれる名詞が出てくる前に「必ず述語動詞になる形」である現在形is が「述語動詞」として出てきてしまいました。

 ですからこの英文の主語は works でも litereture でもなく、「初めて出て来た前置詞の付いていない名詞」である the odest(one)(=最も古い作品)と考えられます。the oldest, Iliad はいわゆる「同格」関係で「もっともも古い作品、イリアッド」という意味になります。

 

訳例)ヨーロッパ文学で最も偉大な作品の中(の一つ)に最も古い作品、イリアッドがある。

 

★最初にできて来た前置詞の付いていない名詞をその英文の主語と考えて読み進めていく

 

 とりあえずこれだけでいいので覚えておき、英文を読む際には常にこれを意識しながら英文を読み進めてみて下さい。

 また前回の記事もまだお読みでない人は併せて読んでみて下さい。今日の記事と2本読むだけで、英文の見え方がかなり変わるはずです。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 See you next time!