英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

当たり前の浸透~吉田塾の教育理念~

前職の早稲田アカデミーでは塾講師の基本、社会人の常識、など学生アルバイトの時代を含めて約25年様々学ばせて頂きました。そんな早稲アカの「教育理念」は「本気でやる子を育てる。」。これは早稲田アカデミーが創業以来今も変わらぬ理念です。

www.waseda-ac.co.jp

創業者故須野田誠氏が「生徒のやる気を引き出す講師こそ最高の教師である」という信念のもと早稲田アカデミーで最も重視されているのが今も(おそらく)「生徒の本気を引き出すこと」です。

一方で私が早稲田アカデミーを退職し吉田塾の開業したときに決めたことがありました。それは「英語の力を伸ばしたいというやる気のある人たちの力になる」ということです。ですから吉田塾の入塾条件は「英語の力を伸ばしたいという意欲があること」となっています。つまり「やる気はある」というのが吉田塾で学ぶ上での前提なのです。

もちろんやる気の程度は様々ですし、同じ人でもその時期により意欲やモチベーションは様々でしょう。また「やる気はあるんだけどなかなか課題まで手が回らない」という人もいることでしょう。

従って先ずは「英語の力を伸ばしたいという気持ちはある」という段階を吉田塾で学ぶ際の出発点と考えています。そしてたとえわずかでもその気持ちがあるならば、「何かのきっかけ」で「やる気」が一気に高まる、そんな生徒もたくさん見てきました。

さて話を本題に戻します。最近「自分が吉田塾で指導していることは何だろう?」そんなことを改めて考えています。もちろん英語を指導しているわけですが、英語の指導は学校でも毎日のように受けているし、ネットに無料の動画やコンテンツがごろごろ転がってる。塾だって予備校だって「ごまん(=5万)と」ある現代日本。さてそんな状況において吉田塾の指導とは何か?吉田塾で学ぶ意義は何か?一つの結論は・・・

当たり前の浸透

でした。英語学習における「当たり前」、ものを学ぶ際の「当たり前」、そんなことを「浸透」させる。それが吉田塾の存在意義なのではないか。そう考えたのです。では「英語学習における当たり前」って何でしょうか?

・辞書を引きときに最初にすることは?

・英文を読むときに考えることは?

・英文中における名詞の役割は?

・完了進行形はどういう場合に使うのか?

・仮定法とは何か?

などなど多岐に渡ります。吉田塾では英語学習の姿勢に始まり文法や設問形式毎の考え方など、ある程度(=大学入試の最難関大学の入試問題で合格点を取れる程度)英語ができる人なら「当たり前」にしていること、知っていることを日々指導しているのです。何事によらずあることの習得には段階があります。

第1段階 やり方を知らない

第2段階 やり方は知っている(ができない)

第3段階 実際にやることができる

 

例えば先ほどの「完了進行形」を例にとると・・・

第1段階 完了進行形(= have been doing ~)を知らない

第2段階 完了進行形は知っている(が使い方は分らない)

第3段階 完了進行形について理解しており実際に空所補充問題で正解できたり、和文英訳で正しく使える

 

で、これを「英語学習の当たり前」にあてはめると

第1段階 「当たり前」を知らない

第2段階 「当たり前」は知っている(ができない、実践できていない)

第3段階 「当たり前」が「浸透」(=知っているだけでなく実践)している

 

ということで日々「英語学習における当たり前」を増やしそれを「浸透」させていきましょう!

いかがでしたでしょうか?

See you next time!