和文英訳~「私はバスケ部です」はなかなか手強い・・・
吉田塾で行っている「毎日英作文」の英検4級レベル(≒中1英語レベル)で良く出題している問題に次のような文があります。
私はバスケ部です。
これ難しいですよね。確かにナチュラルな日本語ですが、これをそのまま英語に直すと・・・
I am the basketball team.(×)
私は「チームの一員」であって「チームという存在」ではないのでこの英文はおかしいのです。正しくは・・・
I am on [in] the basketball team.
と書きます。 team の場合は be on the team と on を使うことが多いようです。『ジーニアス英和辞典』(第6版)では in を使うのはイギリス英語とのこと。
一方でこれが club だと in とセットで使われることが多いようです。
I am in the baketball club.
さて、この in と on の違いは何なのか・・・。on は「接触」 in は「範囲」と考えると team の方が club よりも各メンバーが密着している感じは確かにあります(笑)
ちなみにブラスバンドだと・・・
I am in the brass band.
とやはり in になるようです。もちろんいずれも・・・
I am a member of the brass band.
という言い方も可能です。なかなか興味深いところですが、
be in the club [band]
be on the team
何度も声に出して音のかたまりで覚えてしまうのが良いかもしれません。
それでは See you next time!
【ライティングで要注意】because の使い方について
今回は because について。「毎日英作文」の添削をしていると because が正しく使えない生徒はけっこう多いのです。
(1) He didn't go out yesterday. Because it was snowing all day.(×)
こんな英文を和文英訳でも英検などのライティングでもよく見かけます。 because は品詞としては接続詞なので節(=SVを含む句)と節とをつなぎ1つの文にする働きがあります。
よって上の文を文法的に正しくすると・・・
(1) He didn't go out yesterday, because it was snowing all day.(〇)
となります。ではなぜ最初の文のような英文を書く生徒が多いのか?それは why の疑問文に慣れているからだと思われます。
(2) Why didn'to you go out yesterday? - Because it was snowing all day.
これは前文との連続性のために単独での使用がOKなのです。そこで・・・
Why ? ー Beacase ・・・.
というやり取りに慣れているので(1)のような英文を書いてしまうのだと思われます。いずれにせよ・・・
because は接続詞
よって
Because S1 V1, S2 V2.
S2 V2, because S1 V1.
という形で使うことは覚えておかないといけません!今週末あるいは来週末に英検を受けるという人も多いと思いますが、ぜひこの点注意して下さい。
なお、以前に書いたこちらの記事も併せて読んでみて下さい。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
それでは See you tomorrow!
中2で習う英語~動詞(っぽいもの)が2つ出てくる英文~
こんにちは!英語指導吉田塾、塾長の吉田豪(よしだたけし)です。
先日中1英語は「英語の体幹」だという記事を書きました。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
これは中1で学ぶ英語が日本語と大きく異なる英語の語順やルール(主語によって動詞の形が変わることがあったり、複数の名詞にはSが付いたりするなど)を中心に学ぶからです。
一方で中2になるとこれをベースとして「動詞が2つ出てくる文」や「動詞っぽいものが2つ出てくる文」が登場します。例えば不定詞です。
(1) 昨日彼は本を買うために池袋へ行った。
この日本文を英文に直そうとすると・・・
①買う
②行った
という2つの「動詞っぽいもの」が出てきます。そこでこれを日本文と同じ語順で英語にすると・・・
(1) Yesterday he bought books went to Ikebukuro.(×)
みたいな英文を書く人は割とたくさんいらっしゃいます。しかし実際はこの日本文は・・・
(1) 昨日彼は本を買うために池袋へ行った。
主語=彼は
述語動詞=行った
となっているので
He went to Ikebukuro・・・
とならないといけません。英語の語順は
主語+述語動詞+α
という語順なので。「買い物をする」には「ために」という言葉が加わりもはや述語動詞にはなっていないのです。そしてそこで不定詞の登場です。do shopping に to をつけて「買い物をするために」という意味になるようにします。
(1) Yesterday he went to Ikebukuro to buy books.(〇)
やはり中2で習う動名詞にも同じことが言えます。
(2) ハナコはその映画見るのを楽しんだ。
これも日本語の語順通りに英語に直していって・・・
(2) Hanako watched the movie enojoyed.(×)
みたいに書く人は結構いらっしゃいます。これも・・・
(2) ハナコはその映画見るのを楽しんだ。
主語=ハナコは
述語動詞=楽しんだ
と考えて
(2) Hanako enojoyed watching the movie.
このほかに中2では接続詞(when, if, because など)も学びます。こちらは「動詞っぽいもの」(=不定詞や動名詞)ではなく本当に動詞が2つ出てきますが、接続詞が入ることで語順が日本語とかなり変わることが多いのでなかなか曲者です。
接続詞についてはまた別の機会に書こうかと思います。
それでは See you next week!
分詞構文に関して~総合英語ゼミより~
こんにちは!英語指導吉田塾、塾長の吉田豪(よしだたけし)です。
毎週木曜日の夜はオンライン集団一斉授業、「総合英語ゼミ」の時間です。昨夜のテーマは分詞構文。
この講座無学年制で高校英文法の基礎を扱っている関係で
「分詞構文?なんですかそれ?」
という顔をしていた人が何人かいらっしゃいました。確かに速くなった現行のカリキュラムでも分詞構文は高校で初めて習う内容です。ですが、中2、中3で英検準2級を受ける生徒も多いので、簡単にではありますが分詞構文について説明しました。
以前の記事でも書いたのですが、分詞構文は自分で書けるようになる必要はないと思いますが、英検などの長文を読んでいると普通にバンバン出てくるので・・・
・見かけても驚かないこと
・ざっくりと意味が分かるようにすること
ということで。昨日はこんな英文の意味を考えてもらいました。
Feeling tired, she decided to take a nap.
Walking down the street, I met an old friend.
Turning left at the next corner, you will find the station.
He sat on the bench, reading a book.
Written in simple English, the book is easy to understand.
*下線部分が「分詞構文」です。
ポイントは・・・
①まずは直訳(=分詞をそのまま訳す)してみる
②主節と繋がるように「角を丸める」
です。以前同じようなことを書いていますので詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
それでは See you tomorrow!
毎日英作文を集団授業と連動させていきます!
こんにちは!英語指導吉田塾、塾長の吉田豪(よしだたけし)です。
昨日の記事でも書きましたが、2月より「オンライン集団一斉授業」を拡充していきます。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
そしてそれに伴い、「毎日英作文」の内容もかなり変えていく予定です。
現在、毎日英作文は以下のような構成になっています。
1.英検4級レベル≒中1英語
2.英検3級レベル≒中2、中3英語
3.英検準2級レベル≒高校英語
生徒は各自のレベルの応じて、例えば英検準2級にすでに合格していても、英作文が苦手であれば、3級レベルに取り組んでもらっています。
出題される内容は教科書や文法書の基本例文レベルの英文を内容を変えつつ順番に出題しています。
これを2月より、集団授業の内容とリンクさせた出題にしていく予定です。つまり中1英語の集団授業で「過去形」を扱ったら、その週の「毎日英作文」の内容は「過去形」がテーマになるということです。
これにより・・・
集団授業でインプット
→ 毎日英作文でアウトプット
という流れができることになります。新しい「毎日英作文」ではこれまで以上に「文法の定着」にフォーカスしつつ並行して重要表現を学ぶ場にしていく予定です。
それでは See you tomorrow!
2月開講オンライン集団一斉授業~「中1英語」では英語の「体幹」を鍛える~
こんにちは!英語指導吉田塾、塾長の吉田豪(よしだたけし)です。
2月に開講する「オンライン集団一斉授業」の内のひとつは
「中1英語」
になります。いわずもがなですが、中1英語は非常に大切です。というのも中1で習う英語はその後の学年が進んでも常にその中心に存在するからです。
中1で習う事項は文法としては・・・
・be動詞文(とその否定文、疑問文)
・一般動詞文(とその否定文、疑問文)
・人称代名詞
・疑問詞
・前置詞
・冠詞
・名詞の複数形
・助動詞(とその否定文、疑問文)
・過去形(とその否定文、疑問文)
・未来を表す文(とその否定文、疑問文)
といったようなことですが、当然これらは中2で不定詞や比較を学ぶ際にも、中3で関係代名詞を学ぶ際にもベースとして使われているわけです。
そして上記のような文法事項として明示されるわけではありませんが英語の語順に対する感覚をこの段階で養っていくことが何より大切です。
これらの、いわば「英語の体幹」とできいうべき内容を中1英語では学びます。この辺りを2月3月の授業ではしっかりとトレーニングしていく予定です。
現在中1の方はもちろん、中2の方も奮ってご参加下さい!
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
それでは See you tomorrow!
当たり前がなかなか浸透しない~読解問題を解いたらすべきこと~
こんにちは!英語指導吉田塾、塾長の吉田豪(よしだたけし)です。
年が明けて、共通テストも近いですが、第3回英検も近い。そんな中で非受験学年が多い吉田塾では英検の過去問を解いている人が多いのです。
英検はどの級も第1問が難しいのですで、極めてざっくりとですが、第1問で60%くらいの正答率が取れると、後半の読解問題で70~80%くらいの正答率まで持っていける気がします。
で、そのときに大切なことは解いた後に・・・
すぐに解説を読まないこと
です。これは授業やこのブログを通じて折に触れて生徒には伝えているのですがなかなか浸透しません。
当たり前の浸透
は長い道のりなのです。つい先日もこんな記事を書きました。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
問題を解いたときに「すぐに解説を読んでしまいたい」という生徒の気持ちはわかります。
特に冬休みの宿題に読解問題の小冊子が課されている場合などは「終わらせたい」という気持ちが先行して「英語力をつける」という本来の目的よりも「終わらせること」が優先されてしまうのは仕方ないことなのかもしれません。
しかし、そこをぐっとこらえて
なぜ自分が選んだ選択肢が間違っているのか?
なぜ正解とされている選択肢の方が適切なのか?
これを少し時間を取って考えてみて下さい。もちろん考えたけど分からない、納得できない、というのもありです。
自分なりに考えた上で、解説を読むことが大切なのです。この「自分で考える時間」が読解力の向上につながります!
ぜひ今後入試問題であれ、英検であり、読解問題を解いたときは
すぐに解説を読まず、先ずは自力で考える
を実践してみて下さい!
それでは See you tomorrow!