英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

毎日英文法は品詞と文型へ「みんなボロボロじゃん・・・」

 吉田塾では「毎日英文法」と銘打って、月~土まで毎日英文法に関する「説明型」「記述型」も問題を出して、文法についての意識を高め、その理解を深めようと、①塾問題配信→②生徒解答提出→③塾添削+正解配信、という流れを日々淡々と繰り返しています。そして先週のテーマは「品詞と文型」。という訳でこんな問題を出しました!

 

4/8(月)自動詞と他動詞の違いを説明しなさい。

4/9(火)主語になれる語句にはどんなものがあるか、できるだけたくさん挙げなさい。

4/10(水)名詞の英文中での役割を説明しなさい。

4/11(木)形容詞の英文中での役割を説明しなさい。

4/12(金)前置詞+名詞のかたまりは英文中でどのような働きをしているか説明しなさい。

 

 とこんな感じで品詞や文型(やその要素SVOC)についえ考えてもらった上で最後にこんな問題を出しました。

 

4/13(土)次の英文の主語と(述語)動詞を答えなさい。
   Among those old houses is my uncle's house.

 

 これができていなかった・・・

S=those old houses とか

S=among thouse houses

書いて送ってきた生徒が続出。それも学年や英検の級位に関わらず・・・

 

4/10に「名詞の役割」は「SOCのいずれかになること」と学び

4/11に「形容詞の役割」は「①名詞修飾②補語になること」と学び

4/12に「前置詞+名詞の役割」は「形容詞句または副詞句をつくること」と学んだのになぜ among those old houses主語と考えてしまうのか・・・

 

 まあ、人に何かを教えるというのはこういうことだよな、と改めて感じた次第です。

こちらの記事でも「品詞と文型」について語っていますのでぜひ併せてお読みください!

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

See you next time!

ローマ字の功罪 功>>>罪

 日本語を母語とする学習者英語を学ぶ場合にローマ字を知っていることが役に立つのか立たないのか(あるいは弊害があるのか)は指導者により考え方は様々でしょう。個人的にはローマ字を知っていることは英語の初学者にとって

「功>>>罪」

くらいでプラスの側面が多いと考えています。理由は2つ

 

①英単語の発音はアルファベットの持つ音により構成されていると学べる

②母音子音共に1つの音のみを表すので簡単に覚えられる

 

①について

 英語を初めて学ぶ小学生や中学生のなかには cat は「キャット」で cake は「ケイク」と読めるけれども c が「」という音を表す記号だとか a は「」とか「エイ」という音を表す記号(=表音文字だという認識がない人が結構います。

 しかし、少なくともローマ字を習っていれば「アルファベットという文字の一つひとつが音を表す記号であり、その組み合わせで単語の読み方が決まる」という意識を持つことができます。もちろんローマ字は古代ローマ人の言葉(=ラテン語)の読み方であり、英語には英語のアルファベットの発音の仕方(=a が「ア」と「エイ」と発音される等)があるのですが、全く異なるという訳でもないので、ある単語の大まかな方向性はつかめるのです。

 

children → チルドレン?

breakfast → ブレアクファスト?

animal → アニマル

*Lはローマ字にはないですが「エル」と知っていればラ行の音だとすぐ学びます。

 

くらいにはいけるはずです。これはある単語がどのように発音されるかが皆目分からないという状態よりかなり英語学習のハードルが下がるのではないでしょうか。

 

②について

 ローマ字では a は「」であり k と組み合わせられて ka となっても「」となり a持つ音は同じです。よって後は組み合わされる子音の音を知っていれば

a ア

ka カ

sa サ

ta タ

na ナ

機械的にあてはめて行けばその文字の表す音を知ることができます。

www.ezairyu.mofa.go.jp

 

「最初から『フォニックス』(=英語におけるアルファベットの発音のルール)を学べば良いのでは?」と考える人も多いのですが個人的には「フォニックス」はルール自体の数が多く、例外も多いので初学者にとっては心理的ハードルが高いのではないかと考えています。

eiringo.com

 

 これは吉田塾では「フォニックス」を全く教えないということではなくアルファベットの各文字の持つ音やいくつかの2文字の発音(=chは「チ」でshは「シ」等)やいわゆる「マジック e 」(=発音しない eが末尾にある場合は直前の母音はアルファベットの名称と同じになる。cake, make, excite 等)くらい学んだら、あとはどんどん実際の英単語スペリングとその発音を実地に学ぶのが良いということです。

 

 русский язык

*発音は[ˈruskʲɪj jɪˈzɨk]ルスキーイジック(と聞こえました!)

 みなさんこれを発音できますか?これはロシア語で「ロシア語」という意味らしいのですが、英語の教科書がこんな感じに見えていたらさすがに英語が嫌いになっちゃいますよね・・・。少なくともこれが Russian で「ルシアン」(実際はラシアンに近い)くらいに脳内で再生できたら英語学習のハードルは下がるよね、という話でした。

See you soon!

 

とりあえずここの3つの発音をマスターしよう!「th」「v」「L]の発音練習

 先日、英検2級とか準2級に受かっているのに発音が日本語アクセントというかカタカナ発音でなのは残念、という記事を書きました。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 今日はただ残念というだけでなく実際にほとんどの日本語話者が「間違っている」あるいは知ってるけど「できていない」発音を練習しましょう!

 thの発音やVBの発音の違いを説明した動画はたくさんあるのですがその中で質・量ともに優良だなと感じたのがこちらのサマー先生の動画です。皆さんも動画を見ながらサマー先生と一緒に発音を練習してみましょう!

サマー先生と英会話|サマーレインの公式サイト

 

先ずは「TH」サウンドから

youtu.be

 

次は「V」と「B」サウンド

youtu.be

 

最後に「L」と「R」サウンド

youtu.be

 

  いかがでしたでしょうか?最初の目標は「自分で正しい音を出せるようになること」です。「日本語で区別していな音や区別していない音を聞き分けること」は実際かなり難しく時間がかかります。ですからその第一歩として、先ずは自分が「TH」「R」「L」「V」「B」を正しく発音できるように練習することが大切なのです。

See you next time!

 

 

音読について「オーバラッピング」と「シャドーイング」について

 先日英検1級のリーディングセクション3回連続満点を取ったという先生にお会いして話をする機会がありました。その方の学習法(や教授法)で印象的だったのは「シャドーイング」を重視されているということでした。今回はシャドーイングオーバラッピングという二つの訓練方法について説明します。

 吉田塾では塾生の皆さんに「毎日音読」と言って教科書や文単などの英検教材を音読してもらい、それを提出してもらっています。で、この場合の「音読」は「教材を自分で読み上げること」です。それに対して「シャドーイング」や「オーバーラッピング」は少々手法が異なります。

 

(1)音読:英文を見ながら自分で音声をイメージして声に出すこと

(2)オーバラッピング:英文を見ながら、音源に合わせて、音読すること

(3)シャドーイング:英文は見ずに、音源を聴いて、それを復唱すること

 

 難易度としては音読<オーバラッピング<シャドーイング、と難しさが上がります。吉田塾の毎日音読で推奨している音読の手順は以下の通りです。

 

Step1 英文を読んで理解する

Step2 英文を見ながら音源を聴く。その際音源を参考に意味のかたまり毎にスラッシュで区切る

Step3 英文を音読する

Step4 何回音読練習をしたのちに音読を録音して提出する

 

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 この「何回か練習して」のタイミングで「オーバラッピング」を取り入れてみると良いでしょう。音源の再生速度が調整できるものであれば再生速度を80~90%くらいに落としてオーバーラップしてみて下さい!

 なお、中学生であれば、定期試験の範囲の教科書シャドーイングできるまで徹底的に読み込むのもお勧めです!

 

 いかがでしたでしょうか?シャドーイングはなかなかハードルが高いですが、「音読がなかなか上手にならない」という自覚がある人はぜひ「オーバラッピング」をその過程に取り入れてみて下さい。

See you next time!

ほぼほぼネイティヴイングリッシュスピーカーは塾生の音読の何を気にしていたのか?

 昨日は、生まれてから小学生までアメリカに在住して、中学からは日本のインターナショナルスクールに通い、現在は上智大学国際教養学部(という全ての授業が英語で行われる学部)に在学中の新スタッフの初出勤日でした。初回ということで指導の流れを一通り説明した後で、生徒の音読のチェックをしてもらいました。

 指示は生徒の音読を聞き、一文毎に①発音や読み方で気になる点の指摘改善練習させる②(その生徒にとって)難しいと思われる表現の意味の確認、の2点でした。彼女が指摘する点(問題だと感じる点)はやはり日本語ベースの他のスタッフ(それぞれ海外在住経験があり、英検1級TOEFL100点超えなど英語資格も持っている人たち)とは少し違いました。

 彼女がかなりしつこく訂正および練習させていたのが th L の発音でした。もちろんこの辺りは私も普段からしつこく指導はしているのですがそんなに急にはできないので流してしまうことも多いし、日本語母語の人の英語の特徴(=アクセント)だと言ってしまえばそれまでなので実際そんなにひどくなければ「流す」ことも多いのです。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 th の発音が D になったり Z になるのは(th の発音が日本語にないので)仕方ないのですが正しい音その出し方を指導者が(あきらめずに)教えていくことは大切なことでしょう。そんなことを新人の彼女の指導から改めて強く感じました。

 塾生の皆さんも「毎日音読」に際しては(以前からこのブログでも伝えていますが)手順を守り音読すること」が(英語力を高めるための)「手段」ではなく「目的」に陥らないように留意しましょう。

 

音読する際の手順についてはこちら↓

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

音読の注意点についてはこちら↓

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

自分が普段どのように音読しているのか、今一度確認して下さい。

See you soon!

 

 

「難関高校受験英語ゼミ@ELVU(エルヴァ)ひばりが丘」開講しました!

 先日もこのブログでお知らせしましたが、先週の土曜日に表題の「難関高校受験英語ゼミ@ELVU(エルヴァ)ひばりが丘」が開講しました!初回の参加者はELVUひばりが丘教室での受講者8名自宅オンライン受講者1名合計9名でスタートしました。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 記念すべき第1回の講義テーマは「品詞と文型」。これは、中3になり難関高校合格を目指す生徒たちにはこれまで感覚的に捉えていたであろう英文を品詞や文構造という視点から正確に捉えてもらうことを目標にしてのことです。

 

S(主語)

V(述語動詞)

O(目的語)

C(補語)

M(修飾語句)

 

としたうえでそれぞれになりうる品詞を考えてもらいました。

 

S(主語)→ 名詞(相当語句)

V(述語動詞)→ 動詞の現在形、過去形

O(目的語) → 名詞(相当語句)

C(補語) → 名詞(相当語句)、形容詞(相当語句)

M(修飾語句)→ 副詞、前置詞+名詞

*副詞はS・O・Cにはなれない。

前置詞+名詞はSやOにはなれない。まれにCにはなる。

 

その上で5つの文型の紹介とその判別練習を少々行いました。

第1文型=SV(SはVする)

第2文型=SVC(SはCだ、になる)

第3文型=SVO(SはOをVする)

第4文型=SVO1O2(SはO1にO2をVする)

第5文型=SVOC(SはOをCだと思う/Cにする)

 

(a) She looked at the boy.

 彼女はその少年を見た。

(b) She saw a boy over there.

 彼女は向こうの方に少年を見(かけ)た。

 

(a) は主語+動詞+前置詞+名詞(句)→ 第1文型SV

(b) は主語+動詞+名詞(句)+副詞句 → 第3文型SVO

 

(c) He became a doctor.

 彼は医者になった。

(d) He married a doctor.

 彼は医者と結婚した。

 

(c) (d) ともに主語+動詞+名詞の並びですが・・・

(c) He is a doctor. が(元の文の内容から)成立する → 第2文型SVC

(d) He is a doctor. が(元の文の内容から)成立しない → 第3文型SVO

 

(e) He gave her a nice bag.

(f) He named the cat Shiro.

 

(e) (f) ともに主語+動詞+名詞+名詞の並びですが・・・

(e) she (her) is a nice bag. が(元の文の内容から)成立しない → 第4文型SVO1O2

(f) the cat is Shiro. が(元の文の内容から)成立する → 第5文型SVOC

 

この辺りまでは皆さんサクサクと進んでだのですが最後の問題に苦戦していました。

問 次の英文にSVOCMの記号を振り、文型を答えなさい。
(g) There are some children on the street.

 その路上には何人か子供がいた。

 

 多くの生徒が there を名詞と考えて混乱してしまったようです。が、実際は there副詞なので・・・

(g) は副詞+動詞+名詞+前置詞+名詞という語の並びなので

  M+V+S+M → 第1文型SV(の倒置形)

ということになります。「副詞はSOCになれない」「前置詞+名詞」は原則Mという方針に基づいて考えれば十分に正解できたはずです。

 

さて、「難関高校受験英語ゼミ@ELVU(エルヴァ)ひばりが丘」では毎週土曜日(5週目は休講)19:00~20:00難関高校、特に早慶MARCH附属高校都立自校作成校を目指す生徒を募集しています。特に「大手塾の選抜クラスになかなか上がれない」「選抜クラスから外れてしまい不安」という生徒さんはぜひお気軽にELVU代表横田先生吉田塾までご相談下さい。

elvu.jp

See you next time!

ボクの考えた「最強の英語学習法」

先日私も参加している「早慶MARCH(マーチ)附属高校受験研究」というオープンチャットLINEの誰でも匿名で参加できるグループ)にこんな質問が来ました。

 

自分が思う最強の勉強法を教えてください

できれば教科ごとに教えてください」(ウィスさん)

 

 

この問いかけに関して高校受験のプロの先生方が真摯に回答していました。

 

ZENT代表の武田先生の回答

zent-study.com

人に説明する。
うまく説明できないことは、わかってないと見做して言語化できるまで突き詰める。

説明する人がいないなら、自分で自分に説明する。
やってる作業、考えていることをとにかく言語化すること。
時には紙に書いてみる。

数学は私の解き方を模倣するのが一番伸びると毎年生徒は言ってます。
ので、私である必要はないけれど、信頼できる人の解き方を真似るのが良いかと。

英語は知識文法しっかり固めてからの精読。

国語も同じく精読。

 

早慶MARCH附属高校受験専門塾ELVU代表の横田先生の回答

elvu.jp

武田先生が科目ごとに書いてくださったので抽象的なのを一つだけ。

「面倒だと感じた勉強法から逃げないこと」

 

『高校への数学』執筆者の秋田先生の回答

www.akita-hirokazu.com

難関高校入試向け限定ですが数学だけ。正解へ至る道筋が複数あることが多いので、答えの正誤のみにとらわれず別解まで考えること。もっと楽な解法はないかと検討すること。友人でも先生でも参考書でも動画でも、自分にない視点を授けてくれるパートナーを見つけること。

 

私も英語について持論を伝えました。質問者が中2生ということでこちらの学習法を紹介しました!

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

早慶附属高校MARCH(明治・青学・立教・中央・法政)附属高校受験を考えている人はこちらのオープンチャットで「プロのアドバイスが匿名&無料」でもらえるかもしれません(必ず質問に答えてくれるかは保証できませんが(笑))。「読み専」でも構わないので登録してみたらいかがでしょうか?

早慶MARCH(マーチ)附属高校受験研究」LINE OPENCHAT

See you next time!