英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

不定詞の三用法の識別再び 不定詞がよくわからないという人は先ずはこの辺りから始めましょう!

昨日は中3生の体験授業があり、そこで不定詞を扱いました。不定詞がよく理解できていない人には、中学生であれ高校生であれ、いつも不定詞の3用法の識別から入ります。下の写真は昨日の板書。(乱筆ご容赦下さい!) また以前もこんな記事を書いていますので…

今の中学校の教科書の難しさよ 単語単位フレーズ単位で意味を理解する重要性

中学校の授業が新課程になり早や3年が過ぎようとしています。つまり現中3生は中1から新課程で学んで高校受験に挑む最初の学年ということになります。新課程というか現行課程になって英語の教科書が格段に難しくなったのはもう周知の事実でしょう。例えば東京…

吉田塾「音読部」に入りませんか?

前々から構想はあったのですが、先週ついに吉田塾の塾内サークル「『英検文単』『速単』吉田塾英語音読部」なるものをLINEの「オープンチャット」という仕組みを使った始めました!内容の詳細は前回の記事をご覧下さい。 ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.co…

吉田塾「『英検文単』『速単』吉田塾英語音読部」というサークルを作りました!

前々から吉田塾のサークルというか部活というか塾生の皆さんがあるテーマでゆるく繋がれる場がないかなと考えていまして・・・ LINEの「オープンチャット機能」を使ってグループを作るのが良いのではないかという考えに至りました。オープンチャット(=オプ…

unless の意味と使い方( 決して if + not ではないのです)

昨夜は「高校英語ゼミ」でした。最近は旧センター試験の問題を使いながら文法の総復習をしています。今回扱ったのは1993年の問題。なんと今から30年以上前なんですね(笑) その中でちょっと説明に苦労した問題がありました。 問14 I’ll be surprised ( ) an…

be 動詞の意味と現在進行形、そし受動態へ

be 動詞の意味というか存在はとても大切だという話は、特に初学者に向けて、折に触れて話しています。 (a) I am a high school student. 私は高校生です。 (b) My mother is in the kitchen now. お母さんは今キッチンにいます。 (a) の am は主語が I のと…

毎日英作文をこれまでの2段階から3段階へ分けました!

吉田塾「毎日シリーズ」の中の「毎日英作文」を従来の2段階 英検3級未取得者向け 英検3級取得者向け から 英検4級以下 英検3級程度 英検準2級以上 の3段階に細分化しました。実は「毎日英作文」は毎回それぞれ扱う文法事項とか構文が決まっていて・・・ 英検…

不規則変化動詞の覚え方 先ずは音のパターンを覚えることが大切!

公立でも私立でも中2の終わりから中3の頭にかけて「受動態」と「現在完了形」を習います。 受動態 動詞部の形=be 動詞+過去分詞 意味=~される 現在完了形 動詞部の形=have / has + 過去分詞 意味=~した(完了)、~している(継続)、~したことがあ…

あえてひとつしたの級の教材を使ってみるといいかも

最近行きかえりの電車の中でワイヤレスイヤホンを使って『英検準1級文単』(旺文社)を聴いています。さすがに英検準1級だと耳で聞いてほぼ全て聞き取れ、意味が分かるのですが、それでも「へえーこう言い方するんだー」とか「あれ、ここ論理展開正しい?」…

音読・速読・リスニング 「かたまり」で意味を捉えることの重要性

先日「音読の留意点」に関する記事を書きました。 ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com その中で①スピード②アクセント③かたまりで区切る、意味を捉える、という3点について説明しましたが、今回は③の「かたまりで区切る、意味を捉える」という点について詳…

高校受験最難関校突破「小学生英検取得コース」新規開講します!

この2月より、4月から小5、小6になるお子様(新小5、新小6生)を対象とした「小学生英検取得コース」を開講します。対象は以下のようなお子様です。 ・高校受験で最難関高校(開成・国立・早慶附属・都立日比谷、西、戸山・MARCH附属など)を目指す人 ・小学…

毎日音読留意点 先ずはスピード、アクセント、意味のかたまり、の3点を意識しよう!

吉田塾では「毎日シリーズ」と称して、塾生の皆さんに月曜日から土曜日まで毎日「音読」「和文英訳」「文法問題の解答」をやってもらっています。という訳で私は毎日何十人もの中高生や社会人の方の音読を聞いたり英作文を添削したりしています。 そうすると…

後置修飾ドリル② 関係代名詞(主格)

昨日のブログで「後置修飾ドリル① 関係代名詞と接触節」なるものを書きました。授業でも早速プリント形式に加工したものを使ってもらいましたがなかなか好評でした! ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com 昨日はある英文の目的語が関係代名詞になり前にある…

後置修飾ドリル① 関係代名詞と接触節

New Treasure(Z会)という教科書 を使っている学校(=私立進学校が多い)では中2のこの時期に関係代名詞に入ります。(Stage 2、Lesson 10 「関係代名詞」)。 ニュートレジャー シラバス https://www.zkai.co.jp/wp-content/uploads/sites/21/2021/08/041…

共通テストを終えて 私大個別入試及び国公立二次に向けて気持ちを切り替えましょう!

去る1/14(土),15(日)で令和6年共通テスト本試験が終了しました。受験した皆さんはお疲れさまでした。英語のリーディングは自分でも解きましたが、アレはちょっと長すぎるというか分量が多すぎますね。 「時間が足りなかった」 「時間がなくてきちんと考…

関係代名詞が入った英文を読むときに一番大切なこと

中高一貫校だと中2の終わりに、公立中だと中3の2学期に関係代名詞に入ります。そして関係代名詞の入った英文を習うと最初はどうしても混乱します。理由は2つ。1つの文の中に主語と述語動詞が2つ入っていること、そして日本語と英語で語順が大きく異なること…

New Treasure 学習法 Key Points の下に書いてある解説をしっかりと読もう!丸暗記ではなく理解しよう!

昨日中2の生徒が New Treaasure 2 の予習をしていました。吉田塾では学校で New Treasure を使っている場合必ずやってもらうのは・・・ ① Key Points の和訳英訳 ② 本文の和訳英訳 です。さらに本文については「毎日音読」で音読を録音したものを提出しても…

間違い直しの例 文法問題編、英検教材編 「手段の目的化」は悪手(あくしゅ)

先日のブログで文法問題集の直し方について書きました。 ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com 今日もその続きです。まず文法問題集(新中問、実完問、文問など)の直し方です。 問1 次の英文を「~ですか」という意味の疑問文に書き換えなさい。 He likes J…

音読こそ「タイパ」最強の英語学習法なのでやらない理由がない!

最近の若者(いや多くの保護者も)は「コスパ」(=コスト・パフォーマンス=かけた費用に対する商品やサービスの質)だけでなく「タイパ」(=タイム・パフォーマンス=かけた時間に対する効果や見返り)を気にし、「タイパの良い学習方法」を常に模索して…

文法問題集をノートにやるときのノートの使い方と直しのやり方

前回は高校生がやることが多い「ネクステ系」の問題集を使った学習法について説明しました。 ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com 今回は中学生がやることが多い「新中問系」の文法問題集の使い方について説明します。「新中問」(シンチュウモン)の正式名…

ネクステ系(スクランブル、ヴィンテージ、アップグレード、パワーステージなど)の学習法の留意点

ネクステ系(スクランブル、ヴィンテージ、アップグレード、パワーステージなど)が高校で配られて、毎回範囲が指定され、定期試験で出題されているという学校はかなり多いようです。中間期末などの問題構成が・・・ 大問1 ターゲット1900より20題 大問2 タ…

英文には動詞がないといけません!

昨日中1の塾生がこんな問題を解いていました。 問 ( )内から適切なものを選びなさい。 Ken ( don't / isn't / doesn't / aren't )from Osaka. そして彼はこれを選びました。 (a) Ken doesn't from Osaka.(×) さてこの英文は何がいけないのか? そうです…

代名詞の種類と注意点① 人称代名詞について

少し前の話ですが、年内最後の「高校英語ゼミ」は代名詞を扱いました。代名詞と言えば I, my, me, mine というあれを思い浮かべる人が多いでしょう。 アイ マイ ミー マイン ユー ユア ユー ユアーズ ヒー ヒズ ヒム ヒズ シー ハー ハー ハーズ これ今でも…

令和6年、2024年が始まった! 今一度自らの英語学習法の見直しをしよう。

いよいよ令和6年、西暦2024年が始まりました。塾生の皆さんにはすでに新年のあいさつは送っていますが、改めて 新年あけましておめでとうございます。 元日から大災害や大事故が起きるという不吉な幕開けでしたが、今ここでこの記事が読める状態にあるという…