今月末に2学期中間テストがあるという人も多いようで、今回は「定期テスト直前光速学習法」と銘打って、短時間で最高の効果を得られる効率の良い学習方法について書いてみます。
この方法は英検の直前対策において、特に語彙の補強にも効果的ですので、明日英検を受ける人は本日早速試してみて下さい。
～定期テスト直前光速学習法～
１．用意するもの
①教科書
②音源を聴くデバイス
③辞書
２．進め方
①各レッスン／ユニットのパートごとに進めます
②教科書本文の音源を聴く
③音源を聴きながらフレーズ（＝意味のまとまり）の切れ目にスラッシュ（＝／）を入れる
＊ナレーターが少し間を取る部分にスラッシュを入れます。
④音源を聞き終わったところでフレーズ単位の意味を考える。意味が分からなければ辞書や教科書巻末の語注で調べる。
＊このとき「ふんわりと分かる」状態では無く「きちっとと分る」状態にすることが大切です。例えば We sang the song / in turn. という英文があって「皆で歌を歌った」は「ふんわり分る」で「私たちはその歌を歌った／順番に」というのが「きちっと分る」ということです。
⑤全フレーズの意味が分かったところで音読する。
＊音読の際もフレーズ毎に少し間を入れて、フレーズ単位で意味を頭の中に浮かべることが大切です。
⑥最後に「眼を閉じて」（＝教科書を見ずに）音源を聴き、音が聞き取れ、意味が頭に浮かんでくるか確認する。
⑦以上①～⑥を試験範囲全パートで行う。
いかがでしょうか？「既習範囲を試験前に復習する」という前提ですから、1パートを①～⑥まで終わらせるのに5分～10分程度ではないでしょうか？これを試験範囲がL5、L6なら1レッスン3パートととし、3パート×15分×２レッスン＝90分で完了です。テスト実施日までにこの方法を3～5回繰り返して下さい。これでリスニングと読解問題はかなり得点できるはずです。
最後に仕上げとして各パートの新出語彙のスペルを書けるようにしておけば文法問題や並べ替え、英作文もばっちりです。
いかがでしたでしょうか？先日の「ニュートレジャー攻略法」も参考にして定期試験対策を進めて下さい。
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追伸
英検を受ける人はこれまで解いた英検の過去問を上述したやり方で復習して下さい。過去問の場合リーディング問題には音源がありませんが、前述の②③⑥の工程を抜いて復習してみて下さい。大問1の語彙問題の正答率が50％を超えない人はぜひ試してみて下さい。
See you next time!
