先日X(=旧Twitter)でこんな投稿を見かけました。
【相談】助けて中学英語の先生…
— みーこ@はなまるはんこ (@hanco_mico) 2024年7月1日
娘の期末テストが返ってきた。英語以外の8教科は9割平均取れているので、理解力はそんなに問題ないはず。しかし英語は壊滅的で50点くらい。全部一緒に解き直したけれど、be動詞や一般動詞の違いとか冠詞とか代名詞とか全然分かってない!でも全部文中に出てくる。↓
これはもう4年前に現行課程になって以来ずっと懸念されてきたことで某大学の英語教員の方もこんなことを投稿しています。
ここ数十年の英語教育業界の、明示的な教授法に対する病的なアレルギーと、日本人の「英会話」に対する病的なコンプレックスと、実際問題として大多数の日本人に求められる英語力の性質とが完全に矛盾しながらカリキュラムにねじ込まれているので、もう本当に悲惨な状態
— アニ (@gorotaku) 2024年7月3日
こんなことも・・・
小学校英語が「活動」で、中学以降のカリキュラムから切り離されていた時代は、まだあれは英語に対するポジティブな態度に繋がる可能性があったが、現在は無理。小学校から中学校へ内容が連続しているはずのカリキュラムの橋渡しがまともに機能していない。
— アニ (@gorotaku) 2024年7月3日
で、実際に現在中1の1学期の定期テストの平均点が50点を切るところも少なくないのです。(「の」が多すぎますが悪しからず)
という訳で「中1英語でマスターしておくべきこと10選」と題して、中1で習う英語で絶対に落とせない文法ルールをおさらいしていきます。
絶対に押さえておきたい
「中1英語でマスターしておくべきルール10選」
問 以下の文の( )内に適語を入れなさい。
1.英文は原則( )→( )の順に始まる。
2.be動詞の現在形は( )( )( )。主語が I なら( )、You や We, They などなら( )、he, she, it などなら( )となる。
3.英文には( )動詞文と( )動詞文がある。( )動詞文を否定するときは not を( )動詞の後に入れる。( )動詞文を否定する時は don't を( )動詞の前に入れる。
4.be動詞文を疑問文にするときは( )動詞を( )語の前に移動する。一般動詞文を疑問文にするときは Don't / Doesn't を( )語の前に置く。その際に一般動詞は( )形に戻す。
5.主語が( )人称、( )数形の場合は一般動詞の現在形に( )または( )をつける。否定文にする際は一般動詞の前に( )を置く。その際一般動詞は( )形に戻す。疑問文にする際は Does を( )語の前に置く。その際も一般動詞は( )形に戻す。
6.( )名詞には原則 a, the, his, this, 複数形のS など、何かをつける。( )名詞については何もつけずに使ってもよい。
7.be動詞の意味は主語が補語の状態だと説明する(~ )と主語がある場所に存在することを示す(~に )の2つ。
8.「今~している(最中だ)という意味を表すには動詞を現在進行形にする。現在進行形は( )動詞+動詞の( )形である。また現在進行形の文を疑問文にするには( )動詞を( )語の前に移動させる。
9.英文を「~した」と過去の意味にするには動詞を( )形にする。be 動詞文は am →( )、is →( )are →( )にする。一般動詞の場合、規則変化動詞であれば( )形は動詞の原形に ed をつければよい。ただし動詞の語尾が e で終わっている場合は d のみつける。不規則変化動詞の場合過去形は個々ばらばらに変化する。
( )形を含む英文を否定文にする際、 be 動詞文であれば、( )を be動詞の( )に置き、一般動詞文であれば ( )を動詞の前に置く。その際に動詞は( )形に戻す。
( )形を含む英文を疑問文にする際、be動詞文であれば( )を主語の前に移動させる。一般動詞文の場合は( )を( )語の前に置く。
10.英文を「~するだろう」と未来のことを表現できるようにするには( )または( )( )( )を動詞の前に置く。その際に動詞は( )形に戻す。
未来のことを表す英文を否定文にするには( )や be動詞の( )に not を入れる。
疑問文にするには( )や be 動詞を( )語の前に移動させる。
いかがでしたでしょうか?解答は下の方に載せておきますので、先ずは自力で空所を埋めてみましょう!
「中1英語でマスターしておくべきルール10選」
1.英文は原則(主語)→(動詞)の順に始まる。
2.be動詞の現在形は(is)(am)(are)。主語が I なら(am)、You や We, They などなら(are)、he, she, it などなら(is)となる。
3.英文には(be)動詞文と(一般)動詞文がある。(be)動詞文を否定するときは not を(be)動詞の後に入れる。(一般)動詞文を否定する時は don't を(一般)動詞の前に入れる。
4.be動詞文を疑問文にするときは(be)動詞を(主)語の前に移動する。一般動詞文を疑問文にするときは Don't / Doesn't を(主)語の前に置く。その際に一般動詞は(原)形に戻す。
5.主語が(三)人称、(単数)数形の場合は一般動詞の現在形に(s)または(es)をつける。否定文にする際は一般動詞の前に(doesn't)を置く。その際一般動詞は(原)形に戻す。疑問文にする際は Does を(主)語の前に置く。その際も一般動詞は(原)形に戻す。
6.(可算)名詞には原則 a, the, his, this, 複数形の s など、何かをつける。(不可算)名詞については何もつけずに使ってもよい。
7.be動詞の意味は主語が補語の状態だと説明する(~だ・である)と主語がある場所に存在することを示す(~にある・いる)の2つ。
8.「今~している(最中だ)という意味を表すには動詞を現在進行形にする。現在進行形は(be)動詞+動詞の(ing)形である。また現在進行形の文を疑問文にするには(be)動詞を(主語)語の前に移動させる。
9.英文を「~した」と過去の意味にするには動詞を(過去)形にする。be 動詞文は am →(was)、is →(was)are →(were)にする。一般動詞の場合、規則変化動詞であれば(過去)形は動詞の原形に ed をつければよい。ただし動詞の語尾が e で終わっている場合は d のみつける。不規則変化動詞の場合過去形は個々ばらばらに変化する。
(過去)形を含む英文を否定文にする際、 be 動詞文であれば、(not)を be動詞の(後)に置き、一般動詞文であれば (disn't)を動詞の前に置く。その際に動詞は(原)形に戻す。
(過去)形を含む英文を疑問文にする際、be動詞文であれば(be動詞)を主語の前に移動させる。一般動詞文の場合は(Did)を(主)語の前に置く。
10.英文を「~するだろう」と未来のことを表現できるようにするには(will)または(be)(going)(to)を動詞の前に置く。その際に動詞は(原)形に戻す。
未来のことを表す英文を否定文にするには(will)や be動詞の(後)に not を入れる。
疑問文にするには(will)や be 動詞を(主)語の前に移動させる。
いかがでしたでしょうか?
See you next time?