英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

中間テスト対策に音(オーバーラッピング・シャドーイング)を取り入れてみよう!

 来週から再来週、五月中旬から下旬にかけて中間テストが行われる学校が多いことでしょう。さて、皆さんは英語のテスト対策として何をやっていますか?これまでの記事ではこんなことをお勧めしてきました。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 今回はこの

①筆写 英文をノートに写す

②直訳 英文を直訳調で日本語に直す

③音読 英文を読み上げる

④英訳 直訳調日本語訳を教科書の英文に戻す

 

 という4つのステップの中の③音読の際のアドバイスです。実は音読にもいくつか手法があり吉田塾では以下の3種類をお勧めしています。

 

音読1 素読(英文を見ながら読み上げる)

音読2 オーバーラッピング(英文を見ながら音に合わせて音読する)

音読3 シャドーイング(英文を見ずに音に少し遅れてついて音読する)

 

 音読は、先ず前提として「本文の語句、全体の意味が分かる状態」で読みます。その上で以下の手順で音読してみましょう。

 

Step1 音源を聴き読み方を確認する

   *各語の発音やアクセント、イントネーション(上がり下がり)、強弱、区切りに注目する

Step2 素読(読み方の練習)

Step3 オーバーラッピング(音源を聴きながら自分の読み方との違いを意識する)

Step4 シャドーイング(音源を聴きながら次の語句を予測する)

 

 という手順で教科書の本文を繰り返し音読しましょう。最終的には「暗唱」(=本文を覚えて声に出すこと)までできれば最高です。ちなみにこれは中学校の英語の教科書を想定していますが、高校生の場合コミュニケーション英語の教科書ではこの学習方法が有効です。

 現在学校で使用されている教材は基本的に全て音源が聞けるようになっていますので、ぜひ活用して下さい。

See you next time!