英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

英語が苦手な人のための「目の検査」その二

 以前英語が苦手な人はまずここから!ということでこんなことを書きました。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 今回はその続編という感じです。以下中1で出てくる単語です。それぞれの語の発音と意味が正しく言えますか?

 

we

well

will

where

wear

were

went

 

  「うちの子英語が苦手みたい」という保護者の方はぜひお子様がこれらの単語の発音と意味がきちんと言えるかをぜひ一度ご確認下さい。

 もしこれらの区別が難しいということであればアルファベットの判別が苦手なのかもしれません。

 下記の記事によると「難読症」(ディスレクシア)の割合は日本では8%英語圏では10〜20%ということで漢字やかなだと判読に問題はなくてもアルファベットの識別は苦手、という方も一定数いると思われます。

 

医学博士の宇野彰先生が、小学6年生までのひらがな、カタカナ、漢字に関する追跡調査をされていて、これによるとディスレクシアの児童生徒は約8%いるそうです。英語圏では、ディスレクシアの子どもは10~20%いるという数字が出ています。

cocreco.kodansha.co.jp

 

 もちろんアルファベットの識別が苦手といってもグラデーションはありますので一概には言えませんが、少なくとも中1の段階上記のような語well / willなど)をよく間違える、あるいはイヌ(=dog)を bog と書いてしまうとか bag (=カバン)を「イヌ」と和訳してしまうということが割と頻繁に起こる場合は「なんで中学生にもなってそんなこと間違えるの!」と叱るのではなく、対策を一緒に考えてあげる必要があるかもしれません。

 ちなみに2年前に京大に受かった塾生高校生になってもたまに b と d がひっくり返っていましたので、その点もぜひ頭の片隅に置いておいて下さい。

 

bとdの区別もままならなかった私が京都大学に合格出来たのは吉田先生、そしてどんなに基本的な質問にも根気強く答えてくださった関根先生の熱心なご指導のお陰に他なりません。」(吉田塾合格体験記より)

 

yoshidajyuku.com

 

 See you next time!