中学生で英語が苦手という人の中には結構な割合で「似ている綴りの単語を区別できない」という人が多いです。
英語を習いたての小学生なら分かりますが、この時期に中1中2生で以下のような単語を間違える人は普段から注意が必要です。
well と will
went と want
take と talk
there と these / those
their と they're
などを何度も間違えてしまう人はアルファベットの視覚的区別が苦手なのかもしれません。 dog が bog になるほどではなくても上記のような「視覚的に似た単語」を間違えてしまう生徒は一昔前より多くなったのではないかとなんとなく感じています。
こう考えるのには理由があります。
1つは小学生のときに音中心に単語を学ぶこと。
もう1つは中学校に入っても品詞的な違いを説明しないこと。
この辺に原因はあるのではないかと考えています。
well は副詞で「よく」「上手に」と最初に頭に入れておけば未来の表現を学ぶ際に will という助動詞を知っても違う品詞である well との混同は少ないのではないかと思います。
there と these なども there は副詞で these は代名詞か形容詞と徹底しておけば少なくとも「無意識の混同」は防げるのではないかと思います。
最期に高校生向けに紛らわしいものを挙げておきます。
quiet
quite
quit
これら三つの単語の品詞と意味をさっと言えますか?
曖昧な人は今すぐ辞書で確認しましょう!
いかがでしたでしょうか?
See you next time!