吉田塾では基本的に受験も英検も市販されている教材を用いて対策していきます。今回は「こんな生徒にはこんな教材を使っている」というリスト的なことを書いていきます。（中3以上向け）
1. 語順や品詞の感覚が乱れている人→『英文法入門ドリル』『英文法基礎ドリル』（いずれも駿台文庫）
並べ替え問題が苦手、英作文は全く書けない！という人には先ずこの辺りからやって頂きます。
2. 英文法の知識や理解が足りない人→総合英語+ネクステ系
『総合英語』というのは昔は「文法書」とか「参考書」と呼ばれていた分厚い本のことです。分からない単語を調べるのが「辞書」であるのに対して「分からない文法事項を調べるのが「総合英語」ということになります。例えば学校の教科書や『ネクステージ』に代表される文法問題集をやっていて解説を読んでもよく理解できない、というときは「総合英語」でその文法事項を調べていくことになります。有名なものとしては『エバーグリーン』や『ジーニアス』があります。高校生になると一冊学校で配られるはずなので、大抵の人は家に類書があるはずです。
注意点としてこれらの『総合英語』本は「1ページ目から順番に読まないこと」があります。これはモチベーションが高い人ほどそうしてしまうのですが、単語を覚えるのに辞書でA の欄から順に読んでいく人（覚えようとする人和）はいないでしょうし、それがバカらしいことだと誰しも分かるでしょう。文法についても同様で「総合英語」を頭から読んでいくのはやめましょう。問題集を解いて、理解できなかった事項を掘り下げて学ぶための本が「総合英語」です。
3. 読解が苦手な人→『英文解釈教室入門編』
英文を読むときに主語や述語動詞、各単語の品詞や文型を考えずに目に入った語句の知っている意味をとりあえず繋げて内容を創造してしまうタイプの人にはこの辺りからやって頂きます。
長くなってきたので続きは後編で書きます！
