皆さん、ローマ字は読めますか?
今ってローマ字、いつどこで習うんだろ?
簡単に言うと「ローマ字」とは日本語を外国語話者にも読めるようにローマ文字(=アルファベット)を使って表記する方法ということになります。
例えば、吉田豪(よしだたけし)と日本語でかいても外国語話者は読めないので YOSHIDA TAKESHI と表記すると「ヨシダタケシ」と発音すると分かるわけです。
という訳でローマ字というのはあくまで日本語を外国語話者に読んでもらうツールなのでそのルールを適用しても英語の単語を「正確に」読むことは出来ません。
例えば、Mike は「マイク」であり「ミケ」ではないのです。
とはいえ、ざっくりとは英語の発音が分からなくもないのでとりあえず皆目発音が分からない単語などはローマ字風に読んでみて頭の中に音の予測をしたみたらいいと思います。
September はなんとなく「セプテムベル」みたいな感じなのかな?と予測したのちに実際の音声を聞いて「ああ ber はバーなのか!」と一つひとつ「マイフォニックス」を広げていけば良いとおまいます。あ、「フォニックス」は「英語の文字と発音のルール」です。
「 Mike はマイクなのに live はライブだけじゃなくリヴなのかよ!」と頭にくる瞬間もあると思いますが、100%当てはまるルールは世の中に存在しないので、最終的には一つひとつ確かめるしかないのですが、80〜90%くらい使えるルールなら使った方が効率が良いと思います。
注)live は「リヴ」だと「住む」という動詞で「ライヴ」だと「今その場で行われている」(=日本語のライヴ)という形容詞です。
ローマ字との比較で言うと日本語は原則として「母音または子音+母音」で表現されるので、ローマ字はka ki ku ke ko のようになりますが、英語では子音だけで発音されることが結構あります。
book
church
chicken
clock
などのk, c, ch, ck などがその例です。ただこれもk やc は単独だと「クッ」(ウを抜いたク)と発音されるんだな、とか ch は「チッ」(イを抜いたチ)なのね、とか自分で「ふむふむ」頷きながら「マイフォニックス」を広げていくことが大切です!
いかがでしたでしょうか?
See you next time!