何回目か分かりません、再び「丸つけ」と「直し方」についてのお話です。
また書くということは授業中に「宜しくない丸つけ」や「宜しくない直し方」を見つけてしまったということですね笑
先ずは「丸つけ」。とにかく正解には○をつけ、不正解には✖️または/をつけましょう!
理由①何ができていて何ができていないかを一目で分かるようにする。
理由②採点漏れ、採点ミスを防ぐ
「個人的に」一番良くないと感じるのが「間違えた問題にだけ○をつける」やり方。ちょっと目的とか効果が不明です。
次に「直し」について。以下の2点を遵守しましょう!
①すぐに解説を読まない
②正解の解説をメモしない
①について
答え合わせの際に先ず○✖️及び間違えた問題の正解をノートに記します。そこで一度解答解説集は閉じます。そしてなぜ自分が選んだ選択肢はダメで解答集の選んだ選択肢が正解なのか納得がいくまで考え、その理由をノートに書いて下さい。
これをやらないとその問題で学ぶべきことは身につきません!
②について
例えば次のような問題で・・・
問 ( )内に入れるの最も適切な語句を選びなさい。
My computer crashed last night, so it needs ( ).
① having repaired ② repaired ③ repairing ④ to repair(2016年センター追試)
自分は④を選んでしまった。しかし正解は③となっていた、という場合に・・・
③ reparing は動名詞 ← 良くない直し方
みたいに「正解の解説をメモする」人が多いのに驚きます。そうではなく大切なのは「正解選択肢を選ぶ根拠を解説する」ことです。そうするとこんな感じになります。
STEP 1 need は目的語に動名詞( doing )も不定詞( to do )も取ることができる。
STEP 2 ただし本文のように文の主語が あとに来る動名詞や不定詞の目的語になっている場合に・・・
S need doing. / S needs to be done.
のように不定詞の場合は「Sが~されることが必要だ」という意味の受動態にしなければならない。動名詞の場合はより名詞化が進んでいるのでそのままでOK。
STEP 3 以上より本問では③repairing を選び「それは修理が必要だ」という意味になるようにする。
ちなみに④は to be repaired と受動態になっていれば正しい英文になる。
いかがでしたでしょうか?
最期の問題は高校英語なので理解が難しかったかもしれませんが、中学生の方も「正解を選ぶ根拠を解説する」ことが大切だということは必ず覚えておきましょう!
See you next time!