英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

やっぱり単語は大事! 英検準1級過去問演習から

秋の英検で英検準1級を受ける生徒が次の問題を間違えました。

注をつけた単語はその生徒が意味を明確に答えられなかった単語です。

出典 2023年第1回英検準1級リーディング大問3C

問題文

In the year the Declaration of Arbroath was written・・・

「アーブロスでの宣言が書かれた年に・・・」

declaration 宣言

 

正解選択肢

② the Pope attempted to encourage peace between England and Scotland despite not acknowledging either Robert or his country.

教皇はイギリスとスコットランドの間の和平を、ロバートも彼の国も承認していないにも関わらず、推し進めようとした

attempt 試みる

despite ~にも関わらず

★acknowledge を認める

 

根拠となる本文記述

The Pope not only redused Scotland's request but also failed to confirm its self-proclaiomed independence, although he did urge England to pursue a peaceful resolution in its dealings with the nation.

教皇は、イギリスにスコットランドとのやりとにおいて平和的な解決追求することを促したにも関わらず、スコットランドの独立の要望を拒否しただけでなく、その独立宣言承認しなかった」

★confirm を確認する、を承認する

proclaim を宣言する

★urge を駆り立てる、促す

★pursue を追及する

resolution 解決

ちなみに★印は『出る順パス単英検準1級』に掲載されている単語です。★がついていないものは恐らくレベル的に2級ないしは準2級で既出と思われます。さすがにこれだけの単語の意味があいまいだとこれらの英文の意味を読み取り正解選択肢を選び出すのは難しいでしょう。

 

結論

準1級にチャレンジする人は先ずは2級レベルの英単語をしっかり(=90%程度)覚えてしまいましょう!それで大問2、大問3は80%程度までの正答率に持っていけるはずです。もちろんそれだけでは大問1に手も足も出ないので準1級レベルの語彙もきちんと学習していかなければならないのですが、先ずは足元(=2級レベルの語彙)をしっかりと固めましょうというお話でした。

See you next time!