英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

英語学習十則 英語力が上がる英語学習の鉄則 其の2

昨日から吉田塾で推奨している「英語学習十則」について改めて一つひとつ取り上げて説明する記事を書いています。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

今回はその二についてです。

其の二 無音で英語を学習しないこと。文字にも単語にもその音がありそれを意識して学習すること。

文字には大きく分けて2種類あります。それは漢字のような「表意文字」とアルファベットのような「表音文字」です。

表意文字=文字がある意味を表す文字:漢字、絵文字など

表音文字=文字がある音を表す文字:アルファベット、ハングル、ひらがな、など

例えば「」という感じは植物の木という意味を表しています。そして木が三本あればになります。

一方で「」は「ki」「」という音を表しています。本来意味表す漢字を「表音文字」として使うと昔の暴走族が使っていた「夜露死苦」(=よろしく)みたいな当て字になります。

一方で英語を表記するのに使われているアルファベットは「表音文字」でそれらはそれぞれある音を表しています。例えば・・・

A は「」とか「エイ」という音を表しています。よって・・・

apple は「アップル」だし make は「メイク」となります。ただ残念なことに英語におけるアルファベットとその表す音の関係というのは日本語のひらがなやローマ字のように100%対応しているわけではありません。ここがやっかいなところです。

やさしい」は 「ヤサシイ」 としか読みませんし Yoshida は「ヨシダ」なのですが

father は「ファーザー」(a=アー)だったり caught は「コート」(au=オー)だったりするのでちょっと面倒です。ただ

caught は「コート」(つかまえた)

taught は「トート」(教えた)

automobile 「オートモビール」(自動車)

という単語を学ぶと自然と「あ、 au で『オー』と発音されるのか!」という気づきが得られるはずです。ですから英文を読むときは必ず音源を聴き、一語一語の発音を確認することが大切なのです。

そうすると、その過程においていわゆる「フォニックス」(=綴りと発音の法則)を自然と学ぶことができるのです。もちろん「単語の末尾に発音されない e があれば直前の母音は文字名で発音される」というルールを知識として学ぶことも大切ですが、それ以上にそのような例にたくさん触れる中で自然と学んでいくことが大切なのです。

make「メイク」

like「ライク」

fake「フェイク」

surprise「サプライズ」

excite「エクサイト」

もちろんその中には例外もあって例えば

live は「リヴ」(=生きる)と発音されるときと「ライブ」(今行われている)と発音されるときがあり意味が異なることなども学んでいければ言うことなしです。

いかがでしたでしょうか?

See you next time!