珍しく英語の学習内容ではない話を少々。
今年度の入試もあとは早稲田など私大の一部と国公立大学の発表を待つのみとなりました。受験生の合否もある程度でそろって、志望校の合格した皆さんの頑張りは、改めて振り替えると、やはり並大抵のものではなかったなと感心しきりです。
一方で、非受験学年の塾生の学習状況というか英語力の伸長具合を鑑みると、順調に伸びている子とそうでない子の差は結局・・・
どこを見て勉強しているのか?
という一点に尽きるな、と今更ながら感じています。「どこを見て?」というのは
保護者の方(お父さんやお母さんなど)が勉強しろというから・・・
学校の宿題だから・・・
テストが近いから・・・
クラスの友達が英検〇級に受かっていて自分も受からないと恥ずかしいから・・・
という言わば他者を意識した「他者由来の勉強」なのか、それとも自分の将来のための「自発的学習」なのか、そういう意識の違いが日々の学習の中の差になり、それが365日×〇年分積み重なって大きな差になっているのだな、と毎年のことながら感じているわけです。
以前手段と目的を取り違えてはいけない、という話もここで書きましたが、他者を見て勉強していると「ちょっとしたズル」がクセになります。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
・勉強していると言いながらスマホをいじっている時間の方が長い
・宿題は答えを写すだけ
・英作文を自分で考えないでアプリに頼りコピペする
・以前の音読の録音データを提出する
・「毎日英作文」の確認テストの際にスマホでカンニングする、etc.
結局のところこういうことをなぜやってしまうのかというと
自分の方を向いて勉強していない!
ことが根本的な原因なのです。
自分はなぜ英語を勉強するのか?
自分がやっていることが英語力向上にどのような効果があるのか?
常にこの意識を持って日々の学習に臨んで下さい。
See you next time!