国公立大学の発表がぽつぽつと始まりました。それに伴って吉田塾にも「現高3生」の問合せがちらほらと来るようになって来ています。
吉田塾では入塾前に必ず体験授業(無料)を行い、その場「英語力の健康診断」を行い、その生徒にはどんな力が不足していて、それを補うためにはどんな学習を行えばよいのかをアドバイスさせて頂きます。
今回は「早慶文系学部志望だけど今年MARCHにも受からなかった」というケースです 。
「塾予備校の新学期が始まるまでにやるべき五つのこと」
①朝方に切り替える
起床時間を固定しましょう。冬休み以降、高校にあまり行かなくなり、夜型になってしまっている人が多いのではないでしょうか?6時でも7時でも起床時間を決めてそれをこれから一ヶ月続け、朝型に生活リズムを変えましょう。
②基本単語の復習
『シス単』でも『LEAP』でもなんでもよいので自分が使っていた単語帳を最初のページからじっくりと読み直して下さい。暗記しようとしなくてもよいので「本を読むように」読み込んで下さい。
また、『文単』や『速単』など多読型の単語帳を使って、黙読→ネイティブ音源聴取→音読、をやってみましょう。単語の意味や使い方を文章の中で確認する作業です。
③文法概念の確認
『ジーニアス総合英語』『総合英語Evergreen』など、これも自分が持っているもので構わないので、「総合英語」と呼ばれる文法書を読んでみましょう。これも何かを暗記するというのではなくそこに書いてあることを「ふむふむ」と読み進めていけばよいです。
④解釈の基本姿勢確認
英文の意味を考えるときに品詞や文型を特定し、それに沿って意味を捉えようとする姿勢ができているか?この時期に今一度確認しておきましょう。『入門英文問題精講』とか3/19発売ですが、『基礎からの英文解釈クラッシック』がお勧めです。
⑤背景知識の確認
これは直接的な英語の学習では何のですが、現代文の用語集などを使って「近代」「言語」「文化」「宗教」「哲学」「心理」「現代社会」等に関する一般常識を知っておきましょう。こんな感じの本を使うと良いでしょう。
そしてさらに余裕があればその中で気になったテーマに関しては入試で出典となった原著を読むのもこの時期にしかできないことです。
いかがでしたでしょうか?
今年の受験で悔しい思いをした人が焦る気持ちも理解できますが、今はじっくりと足腰を鍛える時期です。腰を据えて英語学習に取り組みましょう!
See you next time!