今日は「この夏最低限やるべき英語の学習」について書いておきます。今回は中学生編です。これは期末テストの点数が良かった人も悪かった人も共通です。
中1生編
①基本的な文字と発音の関係を確認する
どの教科書にも最初の方にアルファベットと共に載っています。『ニュークラウン1』だと「付録5、6」に載っています。
こちらの記事も参考にどうぞ!
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②基本単語のスペルを書けるようにする
基本単語とは「数字」「曜日」「月名」「家族」「身の回りの物」等で、これも教科書の本科に入る前や巻末の付録に載っています。『ニュークラウン1』だと「付録11、~17」に載っています。
③be動詞の2つの意味を覚える
高校生でもbe動詞の意味を聞くと「~は」と答える人はたくさんいます。be動詞の意味として①(主語は)~(=補語)だ、②~(=場所を表す語句)にいる、ある、という意味をしっかりと意識しましょう。
④ be動詞文と一般動詞文の否定文、疑問文を正しく書けるようにする
高校生でも和文英訳をさせると "Are you play the guitar?" (×)などとする人はかなり多いのが現実です。 Are you a teacher? / Are you OK? / Do you speak Japanese? と使い分けが正しくできるようにしましょう!
⑤1学期に教科書で習ったところを音源を聞き、音読する。
教科書の1学期の学習した部分いついては1日1ページ、必ず音源を聴きその後自分でも音読しましょう!
⑥1学期に教科書で習ったところを和訳する
ノートの左側に英文を写し、右側にその和訳を書きましょう。
⑦1学期に教科書で習ったところの和訳を英訳する
ノート左側の英文を隠し、和訳を見て元の英文に直しましょう。詳細についてはこちらの記事を参考にして下さい。
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中2生
①中1レベルが不安な人は中1のときの教科書を使って、上記の中1の項目の①〜⑦をやる
②中1の教科書を音源を聞き、音読する
③1学期に教科書で習ったところを音源を聞き、音読する。
④1学期に教科書で習ったところを和訳する
⑤1学期に教科書で習ったところの和訳を英訳する
中2の教科書を使って中1の項目でやったことをそのまま行って下さい。
中3生
①中1、中2の教科書を音源を聞き、音読する
③1学期に教科書で習ったところを和訳する
④1学期に教科書で習ったところの和訳を英訳する
ここまでは中1、中2と一緒です。基本は教科書なので先ずは学校の授業で何回も開いた教科書の内容をしっかりとマスターしましょう。
④1学期に受けた模試の解き直しをする
中3になると人によっては毎月のように何かしらのテストや模試を受けていると思います。それらの模試の復習もしっかりと行いましょう。
さて「直し」のポイントは「正解を写すこと」ではなく「正解に至るのプロセスを理解し説明できるようになること」です。特に受験生はこれをやらないと「定期テストでは点数が取れるけど模試では順位や偏差値が下がる」という事態に陥りますので注意しましょう。「直し」のやり方の詳細についてはこちらを参考にして下さい。
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⑤④で見つけた苦手文法単元を問題集で復習する
「模試の解き直し」で自分が苦手な単元(=時制、不定詞、など)を見つけたら、今度はその部分の「補強」を行いましょう。手持ちの文法問題集で模試で間違えた単元を解き直しましょう。
模試というのは何も志望校の合否を占うだけが目的ではありません。自分の弱点を炙り出し、それを改善する契機とするのが模試を受ける主要な意味です。ですから2学期での飛躍を期しているのであれば、「模試でのミスは伸びしろ」と考えて丁寧に復習して下さい。
いかがでしたでしょうか?中学生の学年別にこの夏休みにやるべき「最低限のこと」について書いてみました。「最低限」とはいえ学校の宿題に加えてこれをやり切るのはなかなか大変だと思いますが、その分の成果は保証します!この夏で英語を挽回したい人はぜひこの「夏休みに最低限やるべきこと」に取り組んでみて下さい。
See you next time!