英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

英検対策「知らない単語があってもパニクるな!」

 昨日の授業で中2の塾生が英検3級の過去問間違い直しをしていた際に、その生徒が固まってしまいました。詳細は忘れましたが問題は「川遊びをしに行く告知文」(大問3)でこんな感じの英文でした。

 

 There are a lot of bugs near the river. So, you should wear long pants.

 (川の近くには bugs がたくさんあります。なので、皆さん長ズボンを履いて下さい。

 

 どうも彼は bug の意味を知らなったようで、そこでパニクるというか思考停止にないになり、関係する設問で間違えてしまったようです。

 実はこのような生徒は多くて、1つ知らない単語があるとそれをきっかけに迷走してしまうケースはありがちです。

 しかし、冷静に考えてみると本文の場合(いや割と多くの場合)ある程度単語の意味を絞り込むことは可能です。仮にある単語を知らないとしても「たぶんこんな意味だよね」とか「〇〇の一種じゃないかな」と思えるだけで一気に視界が広がるものです。

 例えば本文でも・・・・

 

場面 川へ遊びに行く

当該文 川の近くには bugs がたくさんあります。

次の文 なので、皆さん長ズボンを履いて下さい。

 

 というわけで bugs

①川の近くにある(あるいはいる)もの

②そのために長ズボンを履く必要があるもの

 と考えて bugs は「なんか虫の一種では?」と考えることはさほど難しくないのではないでしょうか?

 ちなみに bug は「」です。確かに中学生の教科書では見かけない単語かもしれませんが、このように冷静に考えれば文脈を見失うことはないはずです。

 

 英検の問題に限らず知らない単語が出てきたら・・・

①文中のその単語の位置から品詞を考える

②前後の文脈からおおよその意味を考える

 この2点だけでいいので考えるクセをつけましょう!今は10月の英検に向けて過去問を解いている人も多いと思います。ぜひこの考え方を使って問題に取り組んでみて下さい。

 See yo next time!