英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

英作文の課題に翻訳アプリを使うことの意義とは?

昨日の「毎日英作文」で次のような課題文を出しました。

問題文 彼は採用面接でそのようなことを言って恥ずかしくなった。

するとある生徒が次のような英文を答案として送ってきました。

答案例 He was embarrassed to say that during the hiring interview.

少々問題があったので指摘して次の生徒の添削へと進みました。するとまた

He was embarrassed to say that during the hiring interview.

一言一句変わらない答案がありました。これはと思い、ある翻訳ソフトにかけてみると・・・
He was embarrassed to say that during the hiring interview.
と全く同じ英文が出てきました。

あらあら・・・

以前こんなブログを書きました。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

英作文の課題提出に翻訳ソフトを使うということは手段と目的をはき違えているということに他なりません。

「毎日英作文の目的」=自らの英語力を高めること

「毎日英作文の提出」=自らの英語力を高める手段

それなのにこれを翻訳ソフト(アプリ)を使うということは

「毎日英作文の提出」=目的、ということです。

これになんの意味がありますか?

保護者の方に怒られない?

なるほど。そうなると・・・

「怒られないこと」=目的

「翻訳ソフトの使用」=怒られないための手段

ということになるのかな・・・

何のために英語塾に通い何のために毎日音読したり英作文書いたりしているのか?

少し時間を取って自問してみましょう。

See you next time!