英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

入試に際しての心得 五カ条「一番最後の入試日に過去最強の自分になる!」

本日は2月1日。都内では中学入試解禁日として有名です。吉田塾の塾生には中高一貫校の生徒さんが多いので「〇年前の今日は〇〇中を受験してたなあ」と感慨深い人も多いことでしょう。

一方で首都圏の私大入試も本日より本格的に始まっていきます。という訳で入試にあたっての心得的なものを少し書いてみます。

 

其の壱 良くも悪くも実力以上の解答は書けない

 記号問題にまぐれで正解することもありますがそれは確率の問題で、入試では基本的に実力以上のものをひねり出すことはできません。たまに「神が降りて来た!」なんて言う人もいますがそれもあなたの中にあった「実力」です。受かるのも実力、落ちるのも実力。なので「普段通りにやればよい」と考えて試験に臨んで下さい。

 

其の弐 試験が始まったら最初にすること

 試験開始前に名前やら受験番号を予め記入するように指示される場合を除き、試験が始まったら以下の手順で進めて下さい。

①解答用紙に受験番号と名前を書く。

 基本的に入試では「時間は足りなくなる」ので最後に書こうとしないこと。

②問題冊子を最初から最後のページまで確認する。

 出題傾向が急に変わることもあります。最後の問題にまで目を通してからどの問題から解き始めるか?各大問に何分割り振るか?を決めましょう。

③深呼吸する。

 ①②が完了したら大きく深呼吸しましょう。ここまで目安は3分。

 

其の参 解答の順番

 セオリーは・・・

①文法語彙四択問題

②文法正誤問題

③語句整序問題

和文英訳問題(独立している場合)

⑤英文和訳問題(独立している場合)

⑥長文読解問題

 つまりより思考力を要するものを後ろに持っていくということです。知識系→思考系というのが一般的な解答順序です。

 

其の四 白紙解答しない

 何も書かなければ0点。めちゃくちゃでも書いて減点されることはありません。記述問題はとにかく何か書きましょう。そしてもちろん記号問題は皆目見当がつかなくても何か書きましょう。その際「後回しは禁物」。結局時間が無くて空欄で終わってしまうケースが多いのです。その時点で②でも③でもなんでもいいので何か解答を記入しておきましょう。(私は③派です)

 

上記4点だけ意識して試験を受けて下さい。それで落ちたらあなたの「努力不足」であり「実力不足」です。さて、試験が終わった後にやることです。

 

其の五 試験の復習をする

 よく「終わった試験のことは忘れて次の試験に望む」という人がいますが、少なくとも入試問題で分からなかった単語解けなかった問題くらいは「蹴りをつける」ようにしましょう。昨日出題されて分からなかった単語や熟語が今日の入試でもまた出て来た!などということが起きれば悔やんでも悔やみきれません。「一番最後の入試日に過去最強の自分になっている」ことが理想です。最後の一日まで学習を継続しましょう!

 

See younext time!