英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

2024年入試合格体験記 早稲田大学文学部、文化構想学部、教育学部合格🌸 Mくん

自分は中学生の時から英語への苦手意識がありつつも、定期テストは単語や文章の暗記で乗り越えてなんとか高得点をキープしていたため、さほど勉強する必要はないと思っていました。しかし、高校に進学してから事態が急変しました。中高一貫校の高校編入生(高入生)ということもあり、一年次から数学の進度が異常に速く、英語の勉強がお座なりになってしまい、気づけばテストの校内順位では下から数えて何番目という具合になっていました。基礎内容もあやふやな認識のまま演習主体の高校二年生を迎えていよいよ危機感を持ち始め、英語の補習だけはやりたいということで吉田塾に入りました。

最初のうちは基礎を固めるために学校で配布されていた文法書や短文和訳をやることになりました。ここで自分の認識を改めるきっかけになったのが、「出来なかったところについて何故出来なかったのかを毎回説明するようにしろ」という先生のご指導でした。毎回やるのが面倒くさくてサボりがちでしたが、継続したことで徐々に文法の仕組みが理解できるようになっていき、ちんぷんかんぷんだった学校の授業の解説も飲み込めるようになっていきました。

それと並行して英検の勉強もはじめ、単語、熟語、作文練習などの繰り返しの中で英語に対する苦手意識が磨滅していくのが感じられました。

高校三年生になってからは英検準一級の勉強と共通テストの練習、大学の赤本を段々解いていくかたちで進めました。準一級は苦手だったリスニングが突破できず結局取れませんでしたが、リーディング・ライティングの技量は大きく向上した様に思います。その流れのまま大学の過去問演習にも本腰を入れていき、最初こそ壊滅的だったものも問題の特徴を掴めるようになり、問題を解く感覚(勘ではないです)が整っていきました。
迎えた共通テストは例年よりも文章量が増加しており、最後の問題の解答は塗り絵同然の惨憺たるありさまでした。しかし、対策の甲斐あってそれ以外のところはそこそこ点が取れており、結果としては悪くない出来に収まりました。

大学本試験は過去問の演習を通じて得た感覚通りに解き、不安なところもあったものの想定より悪いということもなく、乗り切ることができました。

まとめとして、僭越ながら自分の体験から言えることは、英語は基礎固めと継続が肝要であるということです。言語は使わないと自然と忘れてしまうものだと思います。塾に行って解けたことに満足せず、塾で習得したことを自学で反芻し、整理して定着させていくことが必要だと思います。

長くなりましたが、当初の壊滅的な英語の成績からここまで成長できたのは吉田先生のご指導あってこそです。約一年と半年のあいだ本当に有り難うございました。