英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

合格体験記に見る吉田塾の特徴「吉田塾は自分で進めて勉強することが多い」

 今回は今春志望校に合格した塾生に書いてもらった「合格体験記」から垣間見える「吉田塾の特徴」について書いていきます。

 

吉田塾では自分で進めて勉強することが多いため、自学することができるようになり、勉強習慣がつきました。」(青山学院高校に合格したTさんの体験記より抜粋)

 

 そうなんです。吉田塾の授業では「自分で進めて勉強する」時間を意図的にに多く取っているのです。これにはいくつか理由があり、それが吉田塾で大きく英語力(並びに他教科の学力)を伸ばせる秘訣なのです。

 

~吉田塾で「自分で進めて勉強することが多い」理由~

①時間効率の向上

 一般的に塾や予備校の授業と言った場合にイメージされるのは講師が教室の前方である項目について長時間講義する形式でしょう。

 

講義型の授業における学習の流れ

講義を聞く【50~90分】(受動)(自宅で)→復習する(能動)→演習する(能動

 

 一方で吉田塾の授業は多くの場合以下のような流れになります。

A 新出事項を学ぶときの授業の流れ

テキストを読む(能動)→講師のよる理解度チェック(能動)→理解不足部分の講義を聞く【5分~10分】(受動)→演習する(能動

 

B 既習事項を学ぶときの授業の流れ

演習する(能動)→直し(能動)→講師のよる理解度チェック(能動)→理解不足部分の講義を聞く【5分~10分】(受動)→演習する(能動

 

 一斉授業(=集団授業)や1対1の個別指導であっても講義中心の授業の場合、生徒が受動的に学習している時間が長いという特徴があります。これ自体は良いも悪いもないのですが、実際に生徒の学力が上がるのは受動的に講義を受けた瞬間ではなくその後に自ら能動的に復習したり演習したりするときなのです。

 それゆえ、吉田塾の授業では「講師→生徒」という学習の流れ(=生徒から見た場合の受動的学習)を極力少なくし生徒が自ら考え、手を動かす時間を増やすことで、学習効率の向上生徒自身の思考力の養成を図っているのです。

 また、これは講師側の責任ではないのですが、講義中心の授業を行った場合に最も大切なプロセスである復習や演習がなされないことがままあります。

 

成績が上がらない生徒の学習状況

〇講義を聞く【50~90分】(受動)→×復習する(能動)→×演習する(能動

*素晴らしい授業を受けても成績が上がらない人の学習=復習しない、演習しない

 

②自立的に考える力の養成

 吉田塾の授業では「なかなか教えてもらえません」。以下はよくある授業中の会話です。

 

生徒 先生、仮定法って何ですか?

講師 仮定法かあ・・・。(文法書を差し出して)これになんて書いてあるか調べてみて。で、終わったら声かけてね。

生徒 先生、終わりました!

講師 おお早いね。で、「仮定法」って何だった?ちょっと説明してみて!

生徒 ええっと、if とか wish がある文です・・・

講師 〇〇くん、ちゃんと読んだ?どこにそれ書いてある?

生徒 ええっと・・・

講師 ここ読んでみて!仮定法とは何だと書いてある?

生徒 「事実とは異なる仮定や願望を表す時に用いられる特別な動詞の形を仮定法と呼ぶ」です!

講師 でしょ。if とか wish とか書いてないよね。(以下省略)

 

 このような形で、講師から生徒への一方的な知識の伝達(=講義型授業や映像授業)ではなく、生徒自らにテキストを読み、考えてもらうように促すことで普段他教科を学習する場合にも自ら調べ考える姿勢が養成されていくのです。だからこそ先ほどのTさんの・・・

この勉強習慣は英語だけでなく、他の教科でも発揮され、中学3年生まで吉田塾以外の塾に通わずに学校で良い成績を取ることができていました。」(同体験記より)

 *ちなみにTさんの中3生2学期の成績オール5でした。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 いかがでしたでしょうか?

吉田塾では90分の授業時間をめい一杯使って生徒の皆さんに頭をフル回転させてもらい、単元の理解思考力の育成自立的に学習する力の養成に努めているのです。

See you next time!