先日もこのブログでお知らせしましたが、先週の土曜日に表題の「難関高校受験英語ゼミ@ELVU(エルヴァ)ひばりが丘」が開講しました!初回の参加者はELVUひばりが丘教室での受講者8名、自宅オンライン受講者1名の合計9名でスタートしました。
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記念すべき第1回の講義テーマは「品詞と文型」。これは、中3になり難関高校合格を目指す生徒たちにはこれまで感覚的に捉えていたであろう英文を品詞や文構造という視点から正確に捉えてもらうことを目標にしてのことです。
S(主語)
V(述語動詞)
O(目的語)
C(補語)
M(修飾語句)
としたうえでそれぞれになりうる品詞を考えてもらいました。
S(主語)→ 名詞(相当語句)
V(述語動詞)→ 動詞の現在形、過去形
O(目的語) → 名詞(相当語句)
C(補語) → 名詞(相当語句)、形容詞(相当語句)
M(修飾語句)→ 副詞、前置詞+名詞
*副詞はS・O・Cにはなれない。
*前置詞+名詞はSやOにはなれない。まれにCにはなる。
その上で5つの文型の紹介とその判別練習を少々行いました。
第1文型=SV(SはVする)
第2文型=SVC(SはCだ、になる)
第3文型=SVO(SはOをVする)
第4文型=SVO1O2(SはO1にO2をVする)
第5文型=SVOC(SはOをCだと思う/Cにする)
(a) She looked at the boy.
彼女はその少年を見た。
(b) She saw a boy over there.
彼女は向こうの方に少年を見(かけ)た。
(a) は主語+動詞+前置詞+名詞(句)→ 第1文型SV
(b) は主語+動詞+名詞(句)+副詞句 → 第3文型SVO
(c) He became a doctor.
彼は医者になった。
(d) He married a doctor.
彼は医者と結婚した。
(c) (d) ともに主語+動詞+名詞の並びですが・・・
(c) He is a doctor. が(元の文の内容から)成立する → 第2文型SVC
(d) He is a doctor. が(元の文の内容から)成立しない → 第3文型SVO
(e) He gave her a nice bag.
(f) He named the cat Shiro.
(e) (f) ともに主語+動詞+名詞+名詞の並びですが・・・
(e) she (her) is a nice bag. が(元の文の内容から)成立しない → 第4文型SVO1O2
(f) the cat is Shiro. が(元の文の内容から)成立する → 第5文型SVOC
この辺りまでは皆さんサクサクと進んでだのですが最後の問題に苦戦していました。
問 次の英文にSVOCMの記号を振り、文型を答えなさい。
(g) There are some children on the street.
その路上には何人か子供がいた。
多くの生徒が there を名詞と考えて混乱してしまったようです。が、実際は there は副詞なので・・・
(g) は副詞+動詞+名詞+前置詞+名詞という語の並びなので
M+V+S+M → 第1文型SV(の倒置形)
ということになります。「副詞はSOCになれない」「前置詞+名詞」は原則Mという方針に基づいて考えれば十分に正解できたはずです。
さて、「難関高校受験英語ゼミ@ELVU(エルヴァ)ひばりが丘」では毎週土曜日(5週目は休講)19:00~20:00で難関高校、特に早慶MARCH附属高校や都立自校作成校を目指す生徒を募集しています。特に「大手塾の選抜クラスになかなか上がれない」「選抜クラスから外れてしまい不安」という生徒さんはぜひお気軽にELVU代表の横田先生か吉田塾までご相談下さい。
See you next time!