英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

ほぼほぼネイティヴイングリッシュスピーカーは塾生の音読の何を気にしていたのか?

 昨日は、生まれてから小学生までアメリカに在住して、中学からは日本のインターナショナルスクールに通い、現在は上智大学国際教養学部(という全ての授業が英語で行われる学部)に在学中の新スタッフの初出勤日でした。初回ということで指導の流れを一通り説明した後で、生徒の音読のチェックをしてもらいました。

 指示は生徒の音読を聞き、一文毎に①発音や読み方で気になる点の指摘改善練習させる②(その生徒にとって)難しいと思われる表現の意味の確認、の2点でした。彼女が指摘する点(問題だと感じる点)はやはり日本語ベースの他のスタッフ(それぞれ海外在住経験があり、英検1級TOEFL100点超えなど英語資格も持っている人たち)とは少し違いました。

 彼女がかなりしつこく訂正および練習させていたのが th L の発音でした。もちろんこの辺りは私も普段からしつこく指導はしているのですがそんなに急にはできないので流してしまうことも多いし、日本語母語の人の英語の特徴(=アクセント)だと言ってしまえばそれまでなので実際そんなにひどくなければ「流す」ことも多いのです。

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 th の発音が D になったり Z になるのは(th の発音が日本語にないので)仕方ないのですが正しい音その出し方を指導者が(あきらめずに)教えていくことは大切なことでしょう。そんなことを新人の彼女の指導から改めて強く感じました。

 塾生の皆さんも「毎日音読」に際しては(以前からこのブログでも伝えていますが)手順を守り音読すること」が(英語力を高めるための)「手段」ではなく「目的」に陥らないように留意しましょう。

 

音読する際の手順についてはこちら↓

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

音読の注意点についてはこちら↓

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

自分が普段どのように音読しているのか、今一度確認して下さい。

See you soon!