however という単語は中3くらいになり、(物語や会話文以外の)論理的な英文を読むようになるとやたらとよく見かける単語です。
however [副詞] しかしながら
ちなみにhowever には複合関係副詞としての用法(たとえ~であろうとも・・・)もありますがここでは「しかしながら」の意味に絞って解説します。
これ、意味自体は取り立てて難しくないのですが少し注意が必要な単語です。
注意点①必ず文頭に戻して全文の意味を考える
(a) He was feeling bad. *He* went* to school*.
however で厄介なのはどこにでも置くことができる点で例えば上の英文だと*のある所のどこにでも置かれる可能性があります。
(a-1) He was feeling bad. He went to school, however.
この英文を見たときに、however がその直後の英文との意味的な対比を表すと考えるとおかしなことになるので・・・
(a-2) He was feeling bad. However, he went to school.
という英文として文脈(=前後の文との意味のつながり)を考えることが大切なのです。次にもう少し複雑なパターンを考えてみましょう。
注意点②however はそれを含む文の主節と前文の主節の内容的対比を表している
(b) He was feering bad. When he got to school, however, he felt better.
このような英文においてhowever はその直前直後の英文の内容的対比ではなく、その前文と however を含む英文の主節との対比になっています。
(b-1) He was feering bad. However, (when he got to school,) he felt better.
このパターンは英検2級や準1級のレベルの英文になると頻繁に見かけるので「however はそれを含む文の主節と前文の主節の内容的対比を表している」ということを常に確認する癖をつけましょう。
See you soon!