昨日の高校英語ゼミでは関係副詞と前置詞＋関係代名詞の関係についてかなりしっかりと講義しました。
(a) This is the city where I was born.
(b) This is the chity in which I was born.
(c) This is the city (which) I was born in.
これら3つの英文は同じ意味を表します。
(a) (b) (c) これが私が生まれた町です。
なぜこうなるかということは元の形を考えてみると分かります。
(a') This is the city. I was born there.
(b') (c') This is the city. I was born in the city.
つまり
there という副詞が where という関係副詞になり、
in the chity の the city という名詞（句）が which という関係代名詞になるのです。
ここから
where（＝関係副詞） = in which（＝前置詞＋関係代名詞）
there（＝副詞） = in the city（＝前置詞＋名詞）
という対応関係が読み取れるかと思います。
一般に前置詞＋名詞のかたまりは形容詞または副詞の働きをします。
(d) There is a dictionary on the desk.
机の上に（1冊）辞書があります。
＊on the deskは is（＝存在する） を修飾する副詞句。
(e) I'm looking for a book on Japanese traditional food.
私は日本の伝統料理に関する本を探しています。
＊on Japanese traditional food は直前の a book を修飾する形容詞句。
（形容詞は名詞を修飾し、副詞は動詞、形容詞、副詞等を修飾します。）
in, on, at, for, about, of, before, until, betwee, during 等の前置詞は必ず後方の名詞とかたまりを作り形容詞句として名詞を修飾したり、副詞句として動詞、形容詞、副詞などを修飾していることを覚えておきましょう！
See you soon!
