3月に入り、吉田塾にも小学生がたくさん入塾してきました。という訳で最近は初学者にフォニックスを教える機会が多くなってきたので・・・
1. フォニックスとは何か?
2. 最低限覚えるルールは何か?
の2点についてお話しします。
1. フォニックスとは何か?
フォニックス(phonics)は辞書でこう定義されています。
「つづり字と発音の関係を教える教授法」(ジーニアス英和中辞典)
つまりフォニックスとは a と書いてあったらどう発音されるか?という点に関するルールを教えること、ないしは教科ということになります。ちなみに a という文字は cat のアと take のエイというのが基本的な読み方です。
2. 最低限覚えるルールは何か?
まず最初に覚えるべきことはアルファベット26文字の読み方です。
a ① cat のア ②take のエイ
b book のブ
c ①cap のク ②city のス
d dog のド
e ①egg のエ ②evening のイー
f fish のフ
g ①guitar のグ ②gym のジ
h hat のハ
i ①ink のイ ②like のアイ
j jet のジ
k king のク
l lion のル
m movie のム
n nurse のヌ
o ①office のオ ②open のオウ
p pink のプ
q queen のク
r rocket のル
s salad のス
t teacher のト
u ①umbrella のア ②universe のユ
v vegetable のヴ
w window のワ
x box のクス
y year のユ
z zoo のズ
文字の名前(Hならエイチ)とそれが示す発音(フ)が異なる場合が多いということを知っておくことが先ずは大切です。
hot≠エイチオウティー
hot=ホット
という点に気づくことが大切なのです。英語にはラテン語、ギリシャ語、フランス語などに起源をもつ単語が多く、ルール通りに発音されない語(busy がバスィーではなくビズィー等)も実際多いのですが、先ずは原理原則を覚えて、その上で「習うより慣れよ」作戦に入っていくのが得策です。
小学生の皆さん、中学生だけど英語が苦手という皆さん、ぜひこの26文字の発音のルールを確認してから日々の音読に取り組んで下さい!
See you soon!