吉田塾はそんなにフォニックスをがっつりやる塾ではないです。ぶっちゃけ自分があんまりフォニックス(=文字あるいは文字の並びと発音のルール)を知らないのもありますが…
また、英語のフォニックスのルールと実際の発音の対応は70〜80%と言われており、例外も多いので、そこもあまり好きではない部分です。
とはいえ、最低限のルールは覚えておかないといけません。例えば H は文字の名前としては「エイチ」と読まれますが、hot, hat, human などの単語を見ても分かるように単語の中では「ホ」から「オ」という母音を取った音で発音されます。
実はこのようなルールはローマ字を習ったときに8割くらい学んでいるのでローマ字が頭に入っていればそうそう外れた読み方はしないものです。
なかには beautiful のようにローマ字読みだと厳しいものもありますが、「ベアウティフル」と発音するのかなと思っていて、「ビューティフル」という音声を聞けば「ああなるほど」となるものです。
大事なのは「スペルと実際の音を突き合わせて法則性を見出そうとする」姿勢です。
そしてもう一つ大切なのがH とF やL とR 、S とSH 、TH とSH などの日本語であまり区別されていない音や日本語にない音を区別して聞いたり発音したりすることです。せっかくフォニックスを覚えたのにsea と she が同じ発音になっていたり think ぎ「シンク」になっていては「宝の持ち腐れ」というものです。