英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

直前期 受験生の過去問への取り組み方

気が付けばもうすぐ9月も終わる英検も2週間後。共通テストまで3ヶ月ちょっと・・・。

吉田塾ではかなり早い時期から過去問を解くように指示しているので基本的に受験生諸君はすでに志望校の過去問を解いているはず。

さて、過去問を解いてそのあとどうしているだろうか?もちろん〇つけして解説を読んでいるだろうが、ここで少し手順を確認しておこう。

 

~英語過去問演習のやり方~

①過去問は偏差値の低い順≒問題の易しい順に解く。

②時間は計測するが年内はあまり制限時間は気にせず問題をきちんと読んで解答する。

③採点(=〇つけ)を行う

④間違った問題については解説を見ずになぜ正解とされているものが正解なのか?その根拠を考える。その際に辞書や参考書は使ってもOK。

⑤④で「これ以上考えても分からない」あるいは「自分なりに根拠が見つかった」ところで解説を読む。

⑥正解だった問題も念のため考え方が合っているか確認する。

⑦過去問の解き直しは原則不要。ただし長文に関しては適宜音読して復習する(=英文を一読して意味が分かるか確認する。忘れてしまっている語句は都度調べる)。

⑧文法問題に関しては関連分野を手持ちの問題集等で復習する。

 *例えば完了形の問題を間違えたら関連分野である時制全体を復習すること。

 

①~⑧まで列挙しましたが、この中で最も大切なのが④と⑧ですこの2つをきちんとやるかやらないか、そこが過去問演習を通じて英語力を伸ばせる人とそうでない人の差です!この点をしっかり意識して過去問に取り組みましょう。

 

また過去問(=入試問題)はその学校から「こういう問題が解ける生徒にうちの学校に来てもらいたい」というメッセージ。問題を解きながらどんな学力をもった生徒が期待されているのかも併せて考えよう!

 

いかがでしょたでしょうか?

See you next time!