英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

早稲アカの特訓選抜で出そうな問題 解答解説編

 昨日こんなブログを書きました。という訳で本日はその解説です!

ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com

 

 先ずは昨日の問題を見てみましょう。

 

問 次の各組の英文がほぼ同じ内容になるように(  )内に適語を入れなさい。

(1) He will go to Kyoto tomorrow.

 He will (        ) in Kyoto tomorrow.

(2) There are 29 days in February this year.

 This year February (        ) 29 days.

(3) He always drives a car carefully.

 He is a (        ) (        ).

(4) She usually goes to school on foot.

 She usually (        ) to school.

(5) It snowed a lot yesterday.

 There (        ) a lot of snow yesterday.

 

解答と解説

(1)  go to X=Xへ行く、は基本。この言い換えパターンとして arrive at X(=施設)=Xに着くarrive in X(=地名や都市名)=Xに着くget to X=Xに着くreach X=Xに着く、などがある。本問では前置詞が in なので arrive が正解。

 

(2) 元の文は「今年は2月に29日ある。」という意味。下の文は「今年、2月は・・・」と2月が主語になっているので( )内には動詞を入れる。そこで「~がある」「~を持つ」という意味の have を入れる。ただし主語が三人称単数形なので has が正解。

 

(3) 元の英文は「彼はいつも注意深く車を運転する。」下の文では be動詞が使われているので「彼は注意深いドライバーだ。」という意味にする。正解は careful driver 。一つ目の空所は直後の driver という名詞を修飾するので carefully という副詞ではなく careful形容詞になる点に注意。

 なおこの問題は色々なバリエーションがあるので慣れておきたい。

(a) He teaches English at school.

 → He is an English teache.

(b) He swims fast.

 → He is a fast swimmer.

一般化すれば・・・

 SVX → S is +Xの形容詞形+Vの名詞形

というパターンになります。

 

(4) on foot =歩いて、なのでその意味を( )内に含めると正解は walks 。やはり三単現のSを落とさないように注意。

 

(5) 天候を表す文の書き換えも頻出。「雪がたくさん降った」→「雪がたくさんあった」と考えて( )内には be動詞を入れ、 There is / are X=Xがある、という構文を作ります。時制に注意するとともに snow が「不可算名詞」であることにも注目すると正解は was となります。

 

 いかがでしたでしょうか?早稲アカの選抜試験では、あるいは難関高校の入試問題では、必要な文法事項を「指さし確認」するように注意しながら正解を導きだすことが必要です。普段問題集などで問題を解くときにも、感覚に頼らずに、常に「主語は何か?」「動詞の時制はどうするか?」「冠詞は必要か?必要ならば何をつけるのか?」など「指さし確認」しながら文法に基づいて問題を解くようにしましょう!

 

See you next time!