これは体験授業の際によく聞かれることなのですが「吉田塾さんではリスニングはどうやって対策しているのですか?」と先日のカウンセリングでも聞かれました。
私の返答はいつも同じで「毎日ネイティブ音源を聴いてもらいます」です。吉田塾では「毎日音読」と称して月曜日から土曜日まで毎日音読してもらい、その録音データを公式LINEに提出してもらいます。
「音読」と「リスニング」と一体どんな関係があるのか?と思う人もいらっしゃると思いますが、音読の前提あるいは準備として「ネイティブ音源を聴く」というプロセスがあります。
正しい音読の手順
Step1 英文の内容を理解する
*当たり前すぎますが内容の分からないものをいくら聞いても力はつきません!
*この時本文のストーリーを記憶するのではなくフレーズ単位で意味を捉えることが大切です。
Step2 音源を聴く
*連続した音で聞き取れない部分は辞書等で単語単位で発音を確認しましょう。
Step3 自分で音読する
*音読は素読→オーバラッピング→シャドーイングと3種類やりましょう。
少々時間はかかるのですがこのような「正しい手順」で音読することによって自ずからリスニングの力が付きます。リスニングテストというのは英文がありませんから、最後のシャドーイング(=英文を見ずに音を聞きそれを真似る音読法)をしないと流れてくる音ではなく英文を目で追ってしまうことになりがちです。ですから英文を見ずに音源を聴くというプロセスが絶対に必要なのです。
いかがでしたでしょうか?音源を聴く際には必ず英文を見ずに音のみに集中する機会を設けましょう!
なお、音読についてはこちらの記事も参考にして下さい。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
See you next time!