英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

辞書の引き方①

弾き方

意味の分からない単語を辞書で調べるのがやたらと遅い人がいます。で、やたらと時間がかかるから調べなくなるという悪循環へ…

そもそもなぜ時間が掛かるかというと「辞書の見方」が分かっていないからですよね。例えば as というおそらく誰でもも見たことがある単語があります。

He worked as a carpenter when he was young. 

という英文で「どうもここでの as の意味がよく分からない」となったときにどうするか?以前のブログでも書きましたが、先ずはこの as の品詞を特定します。ここでは as a carpenter と直後に「大工」という名詞が続いているので in the room のin とか at school の at と同じ前置詞であることが分かります。よって辞書で as の項目を見たときに「前置詞」のところを見ます、

添付した画像(ジーニアス6、大修館)を見て下さい。この赤丸で囲った部分に品詞が示されています。 as には接続詞や副詞の意味もありますが、そこを見る必要はありません。ちなみに as の前置詞の意味は実質一つで「〜として」となります。よって先ほどの英文の意味は「彼は若い頃、大工として働いていた。」となります。

このような感じで単語の意味を辞書で調べるときは先ず「品詞を特定する」そして、「辞書でその品詞の部分に書かれている意味を確認する」ことが大切です。

さらに調べら単語が動詞であればその文の文型まで特定するとなおよし、となります。