ちょっと前に「英語脳」という言葉やそれを育成するメソッドみたいなものが英語教育「マーケット」で流行った気がします。で今は言語学者を中心に「そんなもんないわい!」みたいな意見が優勢な気がします。(いや、実際ちゃんと調べてないし「英語脳」の本もほぼよんだことがないのですが・・・)
私も「英語脳」という「英語話者固有の脳の特質とか部位」はないんじゃないかと思いますが「英語的発想」は英語を使う上で必要だと思います。特にスピーキングやライティングにおいて。
では「英語的発想」とは何か?というとそう大したものではなく、英語と日本語の言葉としての違いの顕著なもの、日本語話者から見て日本語と離れた英語の特徴みたいなものをイメージしてもらえればいいかと思います。
①主語→動詞→補語/目的語という語順
②名詞の単数複数の区別が細かい
③主語の人称や単数複数により動詞の形が変わる
とりあえずこの3つだけでも「英語的発想」として慣れておくとかなり英語でコミュニケーションが取れるのではないでしょうか。
さて、こうした「英語的発想」はどうやって身に付けたらいいのか?
第1段階としては英文の「意味分解」が効果的なのではないかと思います。
前回のブログでも紹介しましたが、公文式や中1の教科書などの英文をこの手法で単語単位に「意味分解」していくと自然と英語と日本語の違いを意識するようになり「英語的発想」が身に付きます。
ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com
I usually have toast for breakfast.
私は・たいてい・食べます・トースト・に・朝食
という英文の「意味分解」をすることによって
自分が英語でメッセージを伝える際に・・・
今日・ 私は・食べた・ うどんを ・朝食に
Today I ate Janapese noodle for breakfast.
と言えたり、書けたりするようになるのです。
英検3級までは何とか取れたけど和文英訳はからきしダメ、という人はぜひこの英文の「意味分解」を試してみて下さい。
See you soon!