英語指導吉田塾 塾長ブログ

東京は池袋と渋谷で英語専門塾を営んでいる塾長の呟き

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴールデンウィーク集中特訓やり〼

急な思いつきですが、「ゴールデンウィーク特訓」を開催することにしました!以下詳細です。 実施日 5/7(日) 時間帯 09:00〜12:00→休憩→13:00〜18:00 会場 吉田塾池袋校 料金 11,000円(当日現金をお持ち下さい) 定員 10名(外部生参加可能) 間近に迫っ…

中1で習う動詞の形(時制)

英文の中で「述語になっている動詞の形」を「時制」と呼びます。中1では8つのパターンが出てきます。 1. He is my brother. 2. He plays the guitar. 3. He is playing the guitar now. 4. He was kind before. 5. He played the guitar before. 6. He was p…

英語の諺 「馬を…

英語の諺(ことわざ)は面白いですね。文化の違いを意識しながら人間としての共通点も感じられる。その上英語の知識も増える。今回紹介するのは塾生数で英語指導しながらいつも感じることについてです。 You can lead[take] a horse to water, but you can't…

What did he say? と what he said

中3から高1くらいで英語でつまづいている人や英検準2級は受かったけどいまいち英語が伸びない、というような人は次の2つの英文を区別できないことが多いです。 (a) what he said (b) What did he say? 正確に言うと(a) は文ではなく文の一部となる「節」です…

英作文を書くときに「和文英訳の手法」

今回は英作文の話。「毎日英作文」を初めてもう一年過ぎたのかな?吉田塾では毎日英作文と称して月曜から土曜まで短文和文英訳に取り組んでもらっています。なので毎日、下は小学生から上は社会人まで、英検で言うと5級から準1級まで数十人の英作文を添削し…

合格体験記🌸中2第3回英検2級合格 T・Mさん(区立中)

彼女は小6の終わりに吉田塾に入塾して本格的に英語学習を開始。以後・・・ 中1第1回(6月) 英検4級合格 中1第2回(10月) 英検3級合格 中1第3回(2月) 英検準2級合格 中2第3回(2月) 英検2級合格 と吉田塾史上最速で2級に到達しました! yoshidajyuku.com…

吉田塾英語学習十則 後編

前回「吉田塾英語学習十則」なるものを5番目まで紹介しました。今回はその続きです。 其の六 英文を読むときは先ず主語(=S)と述語となる動詞(=V)を特定すること。最終的には目的語(=O)や補語(=C)も特定し、それらの要素(=SVOC)をつなげて大ま…

吉田塾英語学習十則

吉田塾の塾生はこう勉強すべし、みたいなものを作ってます。題して「吉田塾英語学習十則』。 其の一 短時間でも良いので毎日英語に触れること。 其のニ 無音で英語を学習しないこと。文字にも単語にもその音がありそれを意識して学習すること。 其の三 音読…

辞書の引き方 その?

今回は(も)辞書の引き方について。実はここ3年武蔵大学で科目履修生として学ばせて頂いてるのですが、その初回授業で大学の先生が学生への注意事項として「ネットの無料で使えるものではなくきちんとした辞書を買いましょう」とおっしゃていて驚きました!…

英検3級レベルの方向けのオールイングリッシュの授業

以前も紹介しましたが、「生の英語」で勉強しようと思ったら、今はネットにたくさん良質な動画が転がっています。とはいえそこはまさに「玉石混交」の世界。そこで今回は英検3級レベルの方か向けの「オールイングリッシュの授業」を紹介します。 サイトとし…

英作文のコツ

英作文を書くときに… 日本語→英語とダイレクトに行くと失敗することが多いのです。すごく簡単な例で言うと… 日本文 おはようございます! 英文 Early please! みたいに。もちろんこれは極端な例でこんな間違いをする人は誰もいないのですが、このときの思考…

毎日英作文「3級未満」の英文について

吉田塾では「毎日英作文」と称して月~土曜日まで短文の和文英訳を課しています。課題は「英検3級以上」(=英検3級取得済みの人)用と「英検3級未満」(=英検3級未取得の人)用に分けています。で、この「英検3級未満」の元ネタは何かというと現行の中1の…

自分で簡単な例文を作ってみよう!

動詞の語法や熟語を覚えるときに、少し理解がしにくいものは「自分で例文を作ってみる」と良いでしょう。例えば「動名詞」や「動詞の語法」のところでこんな語法が出てきます。 try to do A =Aしようとする try doing A =Aしてみる で、ほとんどの人がこれ…

指示通りを守らない、守れない?

授業中に指示したことと微妙に異なることをする子供は結構多い。例えば「教科書の英文をノートの左側に1行ずつ空けて写してね」と言ってその場をはなれ次の子の指導をして戻ってきたら… ①ノートの右側に英文を写している(ちょうど右ページが空いていたから…

なぜ現在進行形でbe 動詞を抜かす生徒が多いのか?

英語では「(普段)〜している」という意味を「現在形」(read / readsなど) で表し、「(今)〜している(ところだ)」という意味を「現在進行形」(is / am / are + readingなど)で表す。これは中1で習うのだけれども、新中2生や新中3生でこの現在進行形を…

目的意識を持って学習することの大切さ

吉田塾では月曜日から土曜日まで「毎日音読」と称して『速単』『文単』『New Treasure』(=私学で採択されている検定外教科書)などを1日1ページ音読してもらっています。もちろんそれは「耳を鍛えるため」であり「語彙力を増すため」であり「読むスピード…

1対3だと30分しか指導して頂けないんですよね?

吉田塾の指導形態は講師1名対生徒3名が基本。もちろんタイミングによっては生徒が1人だったり4〜5人いることもある。 で、問合せの際に「1:3の個別指導ということは1コマ90分で1人の生徒さんを指導して下さるのは実質30分ということですよね?」と言われるこ…

速単、文単を読むときに

吉田塾では「毎日音読」と称して塾生の皆さんに音読(とその前段階としてリスニング、読解)を課していますが、その際に必ず必要なツールがあります。それは「目隠しシート」です! 紙を写真のような感じで適当に切って、和訳や単語リストが完全に隠れるよう…

お勧め動画サイト② オーストラリア英語なら

「リスニング能力を鍛えるためのお勧め動画サイト」という記事を書きましたが ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com 今回はその続きです。英語は元々イギリス(グレートブリテン島)の言葉ですが、現在では様々な国で母語として話されており、イギリス以外に…

he mother に違和感がないということ

例えば小学生や中学生で英作文や空所補充で he mother と書いて違和感がない(から間違える)ということは… ①単語単位で意味を捉えてない ②音読が足りない ③ネイティブの朗読音源を聴くのが足りない のどれか(あるいはその全て)じゃないかと思う。いずれに…

英語的視力検査 実は目が悪いのではないのかも

「他教科に比べて英語だけ極端に成績が悪い」というお子さんが体験授業に来たときによく「英語的視力検査」を行います。こんな感じです。 ① these② there③ their④ they⑤ thoseこれらをノートに書いて、その意味を横に書いてもらうのです。そうすると「えーと…

リスニング能力を鍛える お勧め動画サイトとその視聴法

リスニングの力を鍛えるために吉田塾では教科書や『文単』・『速単』などの音源を聴き、その後音読することをお勧めしています。ポイントは「聞き流さないこと」。「多聴」ということで英語を「掛け流す」というか「聞き流す」のはあまり(ほとんど)リスニ…

仮定法ってなんだろう? 本が読めない子供たち

先日「仮定法」を勉強してる高校生に「そもそも仮定法って何?説明してくれる?」と質問したら「えー、仮定の話をしている文」というかなり定番の返答が来ました。そこで「そしたら文法書で調べてみて、仮定法の定義を「仮定法とは・・・」という出だしでノ…

文の要素と文型

文型とは英文の形態、構造を5つのパターンに分けたもので、日本の中学高校では「五文型」を学びます。で、この文型を学ぶ際に重要なのが「文の要素」、つまりS V O C となります。さてこの文の要素を学ぶ際にはいつもこんな板書をします。 各文の要素になれ…

現在完了進行形とはなんぞや?

昨日の授業中「現在完了形と現在完了進行形の使い分けが不明!」という生徒に説明したことをここにも書いておきます。以前の記事で「現在完了形は名前を変えた方が良い」と書きましたが、そちらも読んでおいて下さい。 ikebukuroyoshidajuku.hatenablog.com …

音読時の突っ込み

以前ブログで「授業のルーティーン」について書きました。今回は特に「音読時の突っ込み」について書いてみようかと思います。 以前も書きましたが、吉田塾の授業では生徒の皆さんに音読してもらうことが多いです。そしてその音読は基本的に準備をしてもらっ…

初めて不定詞を習う人へ

不定詞は I want to learn French. (私はフランス語を学びたい)という英文の to learn のような「to + 動詞の原形」のことです。動詞の原形に to をつけることで動詞が名詞、形容詞、副詞の働きをするようになる便利な表現です。 learn A = A を学ぶ、が不…

辞書の引き方③ 知っている単語でも調べること!

さて、前回に引き続き「辞書の引き方」の話。生徒達の悪い癖のひとつに「見たことのある、知っている(と思っている)単語は調べない」というものがあります。例えば『英文解釈教室入門編』にこんな英文がありました。 He had an amiable, completely gentle…

辞書の引き方② 動詞編

以前も「辞書の引き方」について書きましたが、今回は中でも「動詞の調べ方」について少し話します。中学3〜高2くらいの人で「なんとなく」「ふわっと」英文読んでいる生徒さんにやってもらっているの『英文解釈教室入門編』にこんな英文がありまし。 Many A…